- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924899414
作品紹介・あらすじ
この国にはかつて本当の学びの姿があった。日本の教育遺産をとおして21世紀の教育を考える。
感想・レビュー・書評
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<目次>
序章 日本の教育を考える
第1章 庶民の文字文化
第2章 寺子屋の師匠
第3章 寺子屋の学習
第4章 寺子屋から実社会へ
第5章 武士の学び
第6章 藩校のエリート教育
第7章 幕末の学校改革
第8章 私塾の教育
第9章 時代を拓く教育
終章 二十一世紀と教育維新
2010.10.11 読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の近世時代の教育はどのように行われていたのかを教えてくれる本です。寺子屋、藩校、私塾という形態でどのような教育がなされていったのかを時代背景とともに解説しています。現代教育にやや批判的な筆者は寺子屋や私塾で行われていたような個々の学び手に寄り添う教育が望ましいと論じています。当時の学びの様子が少しわかりました。
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昔(しかも江戸時代)と今を安易に比較してどうこう言うのもどうかとは思うけど、現代は受験のための暗記勉強ばっかりなので、寺子屋の開放的な授業風景はちょっと羨ましいなと感じたり。
当たり前かもだけど、「昔は良かった」にとどまらずちゃんと現代教育の問題点と「これから」に繋げて書かれててナルホド!と思わされました。すごく面白かったです。 -
私自身、寺子屋教育などに興味があるので、とっても楽しく読めました!!!
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2/11
途中まで読んだ。
おもしろい。