- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924938908
感想・レビュー・書評
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先日、『まほうつかいのノナばあさん』というスパゲッティ鍋のお話をたいへん楽しく読んだので、今度は別の鍋絵本を選んでみた。
昔話『おいしいおかゆ』のオートミール・バージョン。
貧しい娘が、森で見知らぬお婆さんからも魔法の鍋をもらう。この魔法の鍋のおかげで、娘と母親は好きな時に好きなだけ美味しいオートミールを食べられるようになる。ある時、娘の留守中に、母親が自分で鍋を使ってみるが、鍋を止める呪文を忘れてしまい、オートミールがどんどん溢れて止まらなくなる……。
うおお~!よくぞこれを描いてくれました!と言いたくなる、ど迫力・大満足のオートミールの洪水。
オートミールが大の大の苦手な母は、ちょっと気持ちが悪くなる(おかゆだったら、きっともっと胸が弾んだのに…!)。
ほんの軽い気持ちが引き起こした大惨事に思わず震えるが、外に出てきた村の人たちが、笑顔でオートミールにぱくつく表情に、ひと安心。後味のとってもよいお話。
この絵本を読んで以来、娘はやたらオートミールを食べたがる。すごく美味しく素敵な食べ物だと思ってるみたい。美味しい食べ方、調べてみようかな…
短めだけど、壮快でしっかり満足感のある絵本。
素敵な素敵な夢の鍋。どうか盗まれたりなんかせずに、村のみんなで、末長く美味しく幸せに暮らせますように。
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いわゆるグリムの”おいしいおかゆ”。ここではオートミールになっている。オートミールの色合いがまっ黄色で、もっこもっこ鍋からリアルに湧き出てるもんだから、すごい迫力!なんかちょっと汚…もとい、怖いです…。
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5歳3ヶ月。
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オートミールってどんな食べものなんだろう・・・と想像してワクワクする とにかく食べものの話が大好き
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魔女にもらった不思議な鍋。娘が留守の間呪文を唱えてオートミールを出すお母さん。ところがもうひとつの魔法の呪文を忘れてしまってさあ大変!オートミールが止まらない。となり村まであふれて来た…どうなるのかな。面白かった。
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小さいさくらんぼコース