- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784931178328
作品紹介・あらすじ
海外赴任した夫を追ってイギリス留学した学生時代から、3人の娘を育てながらの研究生活、生死の境を彷徨った自らの病と最愛の夫との悲しい別れ。そして、茫然自失から再生への手探りの歳月。女性として科学者として、小さな体に満杯のパワーで駆け続けてきた日々と、湯川秀樹、朝永振一郎、千葉敦子など、数々の出会いに彩られたすばらしき人生。女性初の日本物理学会会長や数々の受賞に輝き、世界の第一線で活躍する著者が、初めて書き下ろした半生記。
感想・レビュー・書評
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出身が我が市らしく、講演があったり、子どもの科学研究を奨励する賞があったりで、注目していた女性物理学者の自伝。人生を切り開くとてつもない力強さと、旦那様への愛情が、どのページからもビシビシ伝わり元気百倍。結婚、子育て、仕事をすべてあきらめず、限界を決めずに生きてる先輩方は、やはりすごい。自分の甘さをつくづく感じるが、こんな私でも働く母できる、今の環境がありがたい〜!
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2012年6月に日経朝刊の私の履歴書を掲載された米沢博士の著書。
ご本人記述の通り親バカ満載。
でもその破天荒ぶりは本当に面白い。
娘にも読ませたい1冊。 -
三日で読み終えたが、いつも続きが気になるような読み応えがあった。
彼女の行動力には非常に刺激を受けた。
研究者、妻、母として、様々な方面で活躍を遂げた彼女のキャリアと、
その影で夫妻が互いに補完し合いながら数々の試練を乗り越えていく姿から、
彼女が持つ不撓不屈の精神だけでなく、夫の存在を心の拠り所としていたことが伝わってくる。
後先考えず、無闇矢鱈に行動しているところに少し親近感を感じたww
でも、まず動いてみて、その後の成り行きを伺ってみることも大事な時もやはりあるのだろうと感じた。 -
「私もする自分の可能性に自分で限界引かぬ生き方」