- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784931466722
作品紹介・あらすじ
何故、グローバル企業はこの会社と手を組むのか。
感想・レビュー・書評
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アクセンチュア、非常に有名な会社で頭脳集団というイメージが強い。この本では、そのアクセンチュアがどの方向を向かってビジネスを行ってきたのか、その強さの理由について描かれている。前者の答えは、戦略コンサルだけでは無く、その提案を実行に移すところまで責任をとる・リスクを負うビジネスを行うこと。後者の答えは、ナリッジ・エクスチェンジと呼ばれる、全世界のアクセンチュア社員を結ぶナリッジ・マネジメントシステムを活用すること、そして他社から引き抜かれる程の人材を育て上げること。
ひとことで言ってしまえば簡単に聞こえるが、私は今までまともに機能しているナリッジ・マネジメントシステムを見たことがない。この本を読んだだけでは、どうしてアクセンチュアでナリッジ・マネジメントシステムが効率的に機能しているのかが正直わからなかった。ただ私は、他社から引き抜かれる程の人材の勤勉さとモチベーションの高さがそれを支えているのではないかなぁと感じた。
アクセンチュアの世界を垣間見せてくれたこの本だが、一点だけ不満がある。アクセンチュアの課題について何も描かれていないことだ。これではアクセンチュアが完全無欠の組織のように思えてしまう。きっと彼らは、たくさんの課題を抱えているに違いないと思う、その頭脳ゆえ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
就職活動で無料でいただいた本をやっとこさ読んだ。最近、気合いが足りないのでカンフルになるかな、と。
アクセンチュアを知らない人に簡単に説明すれば、
アクセンチュアとはグローバルにビジネスを展開するコンサルティング会社である。
強みとして自分で認識したのは、
・ベンダーフリーな選択肢の広さ
・グローバルナレッジ
・ITを用いた改革が得意
というもの。あくまで自分の認識としてですが。
半分は自慢話…というか、事例に基づく証拠付けのようなモノで、ビジネス書にはありがちな構成ではある。
しかしながら、就職活動の頃を思い出し、少しモチベーションが上がったような気がするので、よしとしよう。
アクセンチュアを知らない人は、最初と最後くらい読んでみると良いかもしれません。 -
(~2004大学時代の本@202012棚卸)
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社員として一度は読んでおこうと思って読んだが、まーつまらんよね。
情報古いし。いいことばっかり書いてあるし。 -
アクセンチュアの社員が7万5000人!?
今は、17万人いるはずだから5年で倍増以上ということか。 -
手に入れてから、はや数年。やっと読んだんですよね。もっと早く読んでおけば良かったかな。
でも、今だからこそ分かる部分もあるのだろうけど。
内容は、深く突っ込まれているわけではないので、何かを学ぶための本ではありませんが、様々な点で示唆に富みます。
特に、これが数年前にかかれたものであることを考えると、なるほどなぁ。と。アクセンチュアが、時代の最先端を目指して頑張っているさまが、よく分かります。 -
アクセンチュアが力を入れているのが、ビジネスシミュレーションである。これはあらかじめ作られたビジネスの様々なシミュレーションをPC上で再現して、擬似的にビジネスプロセスを学習するためのシステムである。
→確かにOJTだけじゃなく机上と現場の教育が必要だと思う。現場のみになりすぎていないだろうか? -
純粋に戦略の提案に徹するマッキンゼーとボスコン。
アクセンチュアは戦略の「実現」にまで射程を定めている。
証券の翌日決済を目指してのプロジェクト。IT整備に関しては優れた会社。
コア業務、というが業務が独立したものは少ない。コアだけにしてアウトソーシングすると少なからずコア自体にも被害がでる。