女ひとり中国を行く

著者 : 山本美知子

• 北斗出版 (1989年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

30代後半、仕事あり、夫ありの著者が休暇をくれない会社を辞めて中国への旅に出た。恐ろしく無愛想な服務員。二つの通貨。ドアしきりなしのトイレ。情報の一貫性のなさ。女性の力強さ。徹底した省エネぶり。あふれるパワー…。社会体制のちがう中国は、私たちの常識をひとつひとつ崩していく。本書は、著者の行動力と豊富な海外体験が生きた、魅力あふれる中国紀行となっている。

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2017年5月18日]

欧米ばかりの出張でアジアに私的に行きたいなと思ってた４０代に読んだ本です。懐かしくて再読しました。著者の山本美知子さんには、感想を手紙で送ってご丁寧に返事をいただきました。しかして、今のところ、アジアはタイとインドネシアしか訪れていないのですがｗ。この本は、中国という国をとてもわかりやすく紹介した体験記だと思います。１９８９年の発行ですが、きっと今にも通じることが多々あるのではと思います。

著者プロフィール

大阪府出身。73年、関西大学文学部を卒業してロンドンでメイドやウエイトレスをして働きながら英語を勉強。77年、帰国して京都の語学学校に勤務。81年、サンフランシスコで日系会社の事務員、日本人渡米者組織のスタッフとして働く。83年、帰国して実務翻訳業に従事。87年、中国旅行の機に旅行体験記を書き、フリーライターとなる。94年、「グローバルJネットワーク」を設立して代表となる。神奈川県川崎市在住。
著書に『女ひとり中国を行く』（北斗出版）、『出ようかニッポン、女31歳』（講談社文庫）、『アメリカ暮らしの生き方美人』（亜紀書房）、『やってみたいアメリカ留学1準備編』（ジオス出版）ほか。

「2020年 『【改訂第4版】アメリカ暮らし すぐに使える常識集』 で使われていた紹介文から引用しています。」