脱=社会科学: 一九世紀パラダイムの限界

  • 藤原書店
3.63
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938661786

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 脱=社会科学―19世紀パラダイムの限界
    (和書)2008年10月16日 18:39
    I・ウォーラーステイン 藤原書店 1993年9月


    Unthinking Social Science : The Limits of Nineteenth-Century Paradigms の全訳とある。

    世界システム批判(吟味)と言えば簡単かもしれない。タブーというか盲点というか未領域というか隠蔽されている領域というか意識的に避けられているいうか無意識的に避けているというか又はその逆というかそういうところに踏み込んでいてとても勉強になりました。しかし私にとって難解でした。

    Thinkingによって囚われてしまうものに対しUnthinkingしようという姿勢にとても好感が持てました。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1930年ニューヨーク生まれ。アメリカの社会学者。研究対象としていた現代アフリカの状況から、「低開発」の歴史的生成過程に関心をもち、従属理論に接近した。他方では、ブローデルを中心とするフランス・アナール学派の歴史認識、とくに「世界経済」の着想に啓発され、「一体化した現代世界」の歴史的形成過程を分析、歴史学や社会科学一般に絶大な影響を与えている。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の「経済・史的システム・文明研究のためのフェルナン・ブローデル・センター」長(1976-99年)、国際社会学会会長(1994-98年)などをつとめた。

「2013年 『近代世界システムIV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

I.ウォーラーステインの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×