トレードとセックスと死 ― 相場とギャンブルで勝つ法 (ウィザード・ブック・シリーズ)

著者 : ジュエルE.アンダーソン Juel E. Anderson David L. Caplan 増田丞美

• パンローリング (2001年6月30日発売)

感想・レビュー・書評

[波瀬龍さんの感想 · 2018年10月28日]

【要約】
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【ノート】
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[まき子さんの感想 · 2017年12月30日]

ポーカーのプロが書いた本で、相手の性格を13に分けて分析している。相手の性格分析は、ポーカーに留まらず、人間関係を築くのに役立つ。それは、ビジネスも同じ。でも、読んで思ったのは、感情を読み取り相手の手を考えるのも必要だけど、確率論じゃないの？ってこと。相手がいい手なのか悪い手なのかという情報は、どこまで重視されるものなのか。ポーカーをやらないとわからないなあ。

以下はメモ。

ハードワークとは、優位性の積み重ね。
冒険家。リスクをリスクと思わず、感性に従い行動することを快楽と感じるタイプ。勢いが大切なので、商談は短期決戦が好ましい。ただし興味がないことには全く振り向かない。大手企業にはいないタイプ。
攻撃的。目標をなんとしても達成するために攻撃的になる。目標を達成することが判断基準となるので、一度断られてもその人の為になるのであれば懲りずに付き合うと結果的には良い付き合いができる。
共依存。自分では決められない。非常に基本的な言葉で考えるし、安全、快適に価値を置く。
感情的。プラシーボ（偽薬）効果も発揮するくらい精神的な状態に左右される。また、時間の進みが早いのもこのタイプ。
自己中心的。まず大きな絵を描き、そこに到達する為に全力を尽くす。このタイプは価格よりもエゴを満足させる。
一匹狼。知識を得ることが目的になっている。感情とか無駄なものだと思っている。
マゾヒスト。人に与えなくてはいけないという強迫観念に縛られる。
内省的。右上を見る目線の移動は記憶を取り出す指示。左下は心の中で対話。

[masumizuyusukeさんの感想 · 2012年2月1日]

ポーカーに絡めながら、人について分類を試みている。
私はポーカーを麻雀と読み替えていたけれど、けっこうムリあったかも。言葉がスッと入ってこないので、私にとっては面白み減。

また、セールスについての部分は対面販売時にこの視点は必要かもしれないんだけど、けっこうシンプル商材寄りの視点かもなーとも思った。
何にしても対人対応は基本カスタマイズになる訳なんで、パッケージ化して鵜呑みはムリじゃなと本書を読んで思った次第。

[たけやんさんの感想 · 2011年3月29日]

ギャンブラーやトレーダーの性格、タイプを１３に分け、各々におけるポジティブな面とネガティブな面について触れ、またその傾向についても明記している。著者が言うには、おおよそこの１３に分類できるということだ。ポーカーの場合、それひとつで生計を立てるとするならば、その時必要になってくるのは、「決断さ」であるそうだ。いかに相手に対し思い通りにさせず、相手にミスをさせるかということが大きく関わってくる。ギャンブルやディールを私自身はまだやったことがないのだが、この特徴はカードゲームやボードゲームにも関わってくると思う。『相手を知り、己を知れば、百戦して危うからず』とあるように、何事も自分と相手、そしてその分析をすることが、勝負に勝つ秘訣として言えそうである。

[hotpotmanさんの感想 · 2011年3月7日]

人の性格を１３に分類して著作者なりの詳細な分析を施している。
人生においても活用できると感じた。

[bumibumitigerさんの感想 · 2009年3月25日]

トレードの話が中心というわけではなかった。
人のパターンを
・冒険家
・攻撃的
・共依存的
・変人
・感情的
・自己中心的
・一匹狼
・マゾヒスト
・内省的
・劇場型
・うだつの上がらない
・警戒的
・勤労者

タイプに分類、傾向と対策が書いてあるが、けっこうこの種の本は多くて
どこかで読んだ事があるような感じだった。

[ポンタさんの感想 · 2006年1月12日]

セックスや死とはあまり関係ない本。
ギャンブルでいかにして相手の人となりや心理状態を見抜いて、自分が優位に立つかを説いた本。著者はそのテクニックが相場にも生かせると言うが、、。