- Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939103438
感想・レビュー・書評
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本人の周りのひとからの情報で書いているところが、いいも悪いも一番の特徴。
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●内容
・米国のジャーナリストによる、チャーリー・マンガーの伝記。
・世界的な富豪ウォーレン・バフェットの片腕としてバークシャー・ハサウェイ社の副会長を務める名参謀に迫る。
●コメント
○仕事に対する姿勢。マンガーなりの基本原則があり、経験による修正を加えながらこのルールを守り、育ててきたとがうかがえる。
(引用)
・私が提示する最初の役立つ概念とは、「頭を使わなくてもわかる」大きな疑問を最初に明確にしてから問題を単純化することが、たいがいは最良の方法だ、ということです。
・ポーカーから学ぶべきことは、勝ち目がないときにはゲームをさっさと降りて、チャンスが巡ってきたら大きく勝負に出るってこと。チャンスは必ずくるけれど、そう頻繁にあるわけじゃないから、巡ってきたチャンスは必ずつかみ取らなきゃ駄目なんだ」
・「ブタと取っ組み合いをしてはいけない。そんなことをするとお互い泥まみれになるからね。でもブタのほうじゃそれを喜ぶんだよ」
○マンガーは弁護士出身ということもあり、読み、学ぶ」ことではバフェットを圧倒する。
(引用)
・(バフェット)「チャーリーは私よりも視野が広い。年に数百冊の伝記を読み漁り、それらから多くのことを吸収しているのです」
・「私は伝記マニアだ」とマンガーは認める。「素晴らしい概念について人に教えようとするとき、それを考案した人物の人生や性格と結びつけてその内容を説明するやり方が役に立つものだ。経済学を学ぼうとする者はアダム・スミスと友達になったほうがうまくいく。」 -
ウォーレン・バフェットのパートナーであり、ブレーンでもあったチャールズ・T・
マンガーの半生を紹介した一冊。「学ぶべきことは何歳になっても学ぶ」という哲学に非凡なる投資家の姿が見える。バフェットを世界一にした男の人生哲学を学ぼう!