賢者ナータン: 五幕の劇詩 (AKIRA ICHIKAWA COLLECTION NO. 3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944055791

作品紹介・あらすじ

市川明によるドイツ語圏演劇翻訳シリーズ第3巻。

偶数頁にドイツ語原文を底本に即した形式で掲載し、奇数頁に日本語新訳を同様の形で掲載することで韻文劇の醍醐味である韻文のリズムと発話のリズムを再現した。
作品鑑賞のみならず、日独語比較研究を試みる読者・研究者の便をも図る意欲作であり画期的な一書である。

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著者プロフィール

ドイツの劇作家、批評家、文芸理論家。ドイツ啓蒙思想を完成させた人物としても知られる。シェイクスピア劇から大きな影響を受け市民的な戯曲を書いて成功を収めた。
1729年1月22日、ザクセンの小都市カーメンツの貧しい牧師の家に生まれる。1746年にライプチヒ大学に神学生として入学、のちに医学を学ぶが、哲学、文学、芸術に熱中した。1748年、初期の喜劇『若い学者』(1747)がノイバー一座によって上演されている。1767年から1770年まで、新規設立のハンブルク国民劇場に座付き作家兼劇評家として参加。この劇場で、『ミンナ・フォン・バルンヘルム』(1767)を初演している。ここでの活動は『ハンブルク演劇論』として結実している。1770年、ヴォルフェンビュッテルの図書館に司書の職を得る。『エミーリア・ガロッティ』(1772)、『ミス・サラ・サンプソン』(1775)を発表。晩年には、ハンブルクの牧師ゲーツェと宗教論争を展開する。この流れを汲んだ『賢者ナータン』(1779)では、実践的な宗教的寛容の精神を明らかにした。
1781年2月15日、ブラウンシュヴァイクで死去。レッシングの革新的な思想と、真理を探求する姿勢は、近代ドイツ文学の礎を築き、後代の作家に多大な影響を与えた。その作品は現在でも多くの劇場で上演されている。

「2016年 『賢者ナータン 五幕の劇詩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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