心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG―マンガで分かる理想と現実の115の違い
- マガジンランド (2007年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784944101238
作品紹介・あらすじ
「子供がゲームの世界から抜け出せない!」「そろそろ現実の世界に戻りたい!」そんなあなたに。ゆうきゆうがマンガで教える「理想と現実の違い」。
感想・レビュー・書評
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ここが変だよRPG!RPGのお約束にもの申す!
RPGのおかしいところに常識的観点に心理研究家の視点も取り入れ、漫画と文章で突っ込んでいくRPGの夢と希望をぶち壊す一冊。
勇者だからって人の家入って勝手にタンスの中を調べて中身を持っていくのはいけない事じゃないの?。
薬草食べたからって急に元気になるなんて事あるの?
なんてやり取りは既に子供ですら抱く常識的疑問。もう語り尽くされたのではないかという内容。
今更ながらこのタブーに触れてしまおう!という素晴らしい企画!
ある意味、斬新ささえある内容に感動を覚える。
わかりきっていても考え直してみると実はこんなにも例があり、枚挙に暇がない事を知る。
アホらしいと言わず、当たり前になったRPGのお約束を知る事で新たな気付きがあるかもしれないので、最後まで読んでみる事をオススメします。
RPGが何かわからない方が読んでも何に対する皮肉なのかそのシュールさが全く伝わらないのが非常に残念!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際は公式サイト(?)に行けばほとんど読めたりするのですが、微妙に違う展開はありました。
ラストが全然違いますね。
あと、肖像権の問題なのか、占い師や魔術師の話がとある有名人に似せて描いてあったので、そことかカットされていたのが残念。
でも何故かモンスターじいさんは生き延びていました。
Web版の最後辺りの戦場の話も完全にカットされていてなんか寂しかった。(ちょっとグロかったからかなあ?)
本の内容自体は非常に面白い事書いてあるのでおk。
けど、個人的には本のオリジナルストーリーをもうちょっとボリュームが欲しかったなあと思います。 -
精神科医である、ゆうきゆうさんが書いたRPGに物申す系の本です。
下手な小説より面白いです。
最近は、ライトノベルの異世界転生ものが流行っているらしいのですが、これを読むだけでもかなり世界観を創造する力を養うことができます。
ライトノベルが非難されている点として、作者は世界観がうまく構築できていないと言うのがあると考えられます。
其の創造力を育てるのに、適していると思います。
ライトノベルを書きたいと思っている方は、一度目を通して見てはどうでしょう -
RPGをやったことがある人なら思う、あるある的な疑問。
理想と現実を的確に捉えている、
そして思わず、クスっと笑ってしまう一冊。
なかなか、面白い作品。
イラストは進研ゼミの広告漫画をやっている方ですね。 -
RPGを現実的に考えてその深層心理を説明するという内容。ギャグです。
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色々と面白い☆
ゆうきゆう さんの作品で一番好きです。 -
ゲームや漫画、小説等ではお約束と化している「都合のいい展開」を、心理研究家ゆうきゆう氏が片っ端からツッコミまくった一冊。「そりゃそうだ!」から「言われてみれば…」なものまで、全115ツッコミ。いや勿論、愛ゆえに、だそうです。
楽しい楽しいフィクションの世界にどっぷり浸かり過ぎると、現実世界に戻るのが億劫になってしまいがちですが、世知辛いリアルがあるからこそ空想の世界がより楽しく美しく思えるのかもしれません。
あと、最終章が意外と重い。
個人的には「女遊び人からレベルアップした女賢者」が最高にツボりました。 -
ラストはweb版のほうが好きかも…(笑)
価格との兼ね合いでしょうが、カラーが少ないのも残念。 -
まぁ現実はこんなものだよね
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おもしろかったwwwwwwwwwww
どの評論よりうなずいたかもw
現実ってこんなものだよね、と再確認できたwww
買った理由が不純ででスイマセン。