- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784944101252
作品紹介・あらすじ
朽ち果てたコンクリート、苔むした壁、割れた窓ガラス…滅び行く建物へのノスタルジー。荒廃した静寂な空間が語る郷愁。
感想・レビュー・書評
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私は(まだ?)廃墟マニアではない。
工場・ホテル・遊園地・炭坑・病院・造船所・民家
かつて栄華を極めた巨大施設も、役目を終えたとき、そこは廃墟となる。
割れたガラス、さび付いた鍵穴、朽ち果てた窓枠、埃臭い階段、立ち入り禁止のサインと侵入者の落書き
日常にあっては価値を認められることもなく、むしろ積極的に荒廃=美しくないものという連想までしてしまう要素も、「廃墟」と化した瞬間に、その荒廃、静寂な空間、ノスタルジーすべてが圧倒的な迫力と美しさをもって目に飛び込んでくる。明るい蛍光灯の下で眺める写真だからかもしれないが、そこには触れてはいけないたたずまいにある過去の人間の痕跡が消えずに残っているのだ。むき出しのコンクリートの固まりですら、一種の美しさを持っている気がする。
「いけないもの」や立ち入り禁止の危険地帯ゆえに醸し出す一種の魅力、エネルギーを感じる。
大半は白黒(廉価本なので)ですが、この値段でこの情報量はGoodです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
廃墟旅したい
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この値段で充実の内容!!
廃墟初心者にオススメしたい。
稲川淳二氏の怪談を思い出す、火葬場の廃墟は必見。
本当にあったなんて・・・!
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他の廃墟本より新しいので情報が正確だと思います
横浜市立図書館で貸し出し中 -
ロマン!!
この一言に尽きます。 -
超お手軽価格での廃墟本。
写真付きでノスタルジーに浸ることができてしまうのです!!! -
物件は多かったんだけど、写真が少なかったなぁ…。
でも、面白かった。