出すぎる杭は打たれない: 痛快地球人録

著者 : 安渓遊地 安渓貴子

• みずのわ出版 (2009年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yuuuiさんの感想 · 2009年11月15日]

これは、みんなに読んで欲しい！

自分の信念を貫き、時に人と違った生き方でも、面白く生きている人たちがいる。そんな人たちの紹介。

その1人目が、なんと私の友達なんです！（小川美農里さん）
看護学生を一年間休学し、世界一周に出掛けた彼女。
彼女が世界で見たもの、聞いたもの、感じたこと、触れたこと。
彼女の、どこまでも人間に優しい、分け隔てのない、屈託のない笑顔を思い出し、彼女の心の奥を少し垣間見えたような気がして、ますます彼女を応援したくなりました。

他にも、公害輸出を内部告発した村田さん、外資系企業から国債ボランティアを経て種子島で議員をしている長野さん、ケニアで豊かさに気づき半農半菓のくらしをしている大下さん、などなど…。

「足元から」を大切にしながら世界とかかわりたい、という編者安渓さんが出会った人々、活動を紹介しています。

世界の環境も、平和も人権も、足元からしか、始まらないのですね。

著者プロフィール

山口県立大学国際文化学部教授

「2014年 『図説ユーラシアと日本の国境』 で使われていた紹介文から引用しています。」