日本の企業間関係を独自のネットワーク論で分析し実像を描き出す。
knsatoshiさんの感想
2011年10月6日
日本の総合商社を中心に、企業間関係について様々な角度からの考察をまとめた一冊。アメリカ的な契約に基づくドライな企業関係と日本的な相互を助け合う持株や系列下の企業集団などの比較から、外国企業とサプライチェーンを構築する場合の足がかりとなりそうである。また、グループ会社の存在意義などについても考えるきっかけとなった。
1926年 石川県生まれ 1947年 東京大学法学部卒業 人事院、公正取引委員会、経済企画庁、ジェトロ、住友商事、京都学園大学を経て 1989~1999年 流通経済大学教授 1992年 博士(商学、大阪市立大学) 「2010年 『企業間関係の構造 企業集団・系列・商社』 で使われていた紹介文から引用しています。」