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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784947599650
作品紹介・あらすじ
南極、アフリカ、インド、イタリア、タヒチ、タスマニア、サンフランシスコ、NY、パリ、…心おもむく場所への旅の極意。
感想・レビュー・書評
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大貫妙子が各国を旅した記録が綴られている。
元々はロッキングオン・ジャパンに掲載されたコラムだったようだ。
印象に残った言葉
p.60
「最近はホテルに掲示してあるオプション・ツアーなんかにも興味が無い。たとえばボラボラ島でも、鯨の餌付けショーなんていうのがあるけれど、そういうのは悪趣味だと思っているし、珊瑚に浮かぶ小さな無人島まで行ってバーベキューをしたりすることがすっごく楽しいとは思えない。じゃあ何をしに来ているのかと聞かれたらやっぱり『何もしないこと』に尽きてしまう。」
p.93
「たとえば曲が出来ていなくても、スタジオに入り、それから考えるようなことは、私はしない。そんなのお金の無駄だと、私は思っている。それに、あの無機的な空間は実に音楽的ではない。実際コンピューター等の発達で、かなりのことは、そこに足を運ばなくても出来るようになった。」
それと、大貫さんの結婚観を垣間見ることができたのがよかった。ハイエナを追いアフリカを駆ける鉄人という印象なので、そういう人が地に足を着けることをどう思うのか興味があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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