小説911

  • リチャード・コシミズ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990357399

感想・レビュー・書評

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  • もう事件が起きてから10年以上経過してしまいましたが、リチャード氏が、911事故の真相を小説仕立てで書いています。このような小説が出ているのを先日ネットでたまたま知ったので、試に読んでみました。

    911の真相がどうであれ、あの日を境にアメリカという国が一気に戦争を始めたという事実は私たちはこの10年間見てきました。財政赤字をやっと克服した時期に、お金を大量に消費してまで戦争をし続ける必要があったのかと思います。

    アメリカを動かしている人たちは、地球の多くの人々が幸せに暮らせることを考えてもらいたいものですね。

    以下は気になったポイントです。

    ・フィッツシェラルト証券の殆どの従業員は、この日、仕事場で命を落とした、一方、ゴールドマンサックスの犠牲者はほぼゼロ(p17)

    ・93便はWTC7に突入させる予定だったが、できなくなった、証拠を消すために空軍の戦闘機で撃墜した(p21)

    ・WTCビル倒壊に伴う保険金の支払いは、日本の大成火災海上と、日産海上火災、あいおい損保にのしかかかった(p39)

    ・911事件後、グランドゼロには3か月間放水命令が出た、トリチウムの濃度を下げようとするため(p46)

    ・1600人分の遺体が全く出てこなかった、蒸発したよう、WTC2の倒壊風景と、小型水爆実験の爆発は似ている(p51)

    ・9月12日に償還を迎えるフレディー債があり、WTCにより債券ごと 1200億ドルが消失した(p65)

    ・ペンタゴンへは、まず無人機から空対地ミサイルを発射し、ペンタゴンの壁に穴をあけてから、無人機を突っ込ませた、標的は北側の会計部門の人員と会計資料、これらを焼いてフレディー債疑惑を消失(p67、69)

    ・日本でも原爆開発が進んでいたが、東条英機が昭和天皇に上奏したとき、一蹴されて中止となった(p94)

    ・宇宙空間は電子線に満ちていて、磁力線の外に一旦飛び出せば被爆して死ぬことがわかっているので、1972年以降は有人飛行は行われていない(p105)

    ・同時多発テロの目的は、WTC1,2,7,ペンタゴン海軍諜報部にある金融犯罪資料と事情を知る関係者、操作要員を抹消すること、すべてを消す手段として「純粋水爆」を使った(p112)

    ・バクダッドを占領したアメリカブッシュ政権が初めにしたことは、イラクの原油取引をユーロからドルベースに戻したこと(p113)

    ・911以前に、タリバン政権が、アフガニスタンでのヘロイン生産を禁止してしまったので、ウォール街のユダヤ人は困った(p115)

    ・天安門事件:1989.6.4に、中国北京市の天安門広場にて、民主化を求めて集まっていた学生が、人民解放軍によって弾圧されて多数の死者をだした事件(p148)

    ・ハウス食品の社長は、グリコ事件の犯人との取引を終えて、1985.8.12日の123便に乗って事故にあった(p225)

    2013年3月30日作成

  • 常温核融合 できればいいな~

  • 怖い恐い闇権力の話、裏社会の構図

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著者プロフィール

リチャード・コシミズ Richard Koshimizu
知性と正義を唯一の武器とする非暴力ネット・ジャーナリスト。1955年東京生まれ。青山学院大学経済学部卒業後、商社勤務を経てジャーナリスト活動に入る。オウム事件、911テロ事件、衆参院選の不正選挙、さらには巨大宗教団体の背後のユダヤ金融資本勢力の存在を追求して旺盛な言論活動を展開、ウェブサイトは1億7000万超アクセスと絶大な支持を受けている。

「2016年 『日本も世界もマスコミはウソが9割 出版コードぎりぎり[FACT対談]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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