生涯健康脳 こんなカンタンなことで 脳は一生、健康でいられる! (いきいき健康シリーズ)

著者 :
制作 : Hanna 
  • ソレイユ出版
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本棚登録 : 188
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990521295

作品紹介・あらすじ

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が語る「イキイキ脳は日常生活でつくれる!」世界最先端の脳画像研究!何歳からでも、いつからでもOK!生涯健康脳のつくり方は、日常生活の中にある!

感想・レビュー・書評

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  • 16万人の脳画像を見てきた脳医学者の本。
    脳を健康に保つ方法とは。

    人の見た目と脳年齢はほぼ同じ、ということに、ある日はっと気づいたそう。
    身奇麗でお洒落な人は脳も若いのだそうです。
    これは頑張らなくては!?(笑)

    脳は衰えると回復しないものと、以前は考えられていました。
    最近では、海馬は高齢でも復活することがわかっていて、衰えを防ぐ効果のある方法もある程度わかってきているんですね。

    たとえば、
    ☆毎日睡眠は十分にとる、7時間以上眠る。
    寝ている間に認知症原因物質が洗い流されるんだそうです。

    ☆有酸素運動で、海馬の機能が活性化する。

    ☆お酒を控える
    アルコールをとり過ぎると、脳が萎縮してしまう。

    ☆肥満していると海馬が萎縮するので、適度なBMIを目指す。

    ☆デュアルタスクという同時にいくつかのことをこなすことも脳に良い。
    好奇心をもち、趣味をつくり、人と接することで脳は若さを保つことが出来る。
    といった内容。

    何が良い、というのは、まあ常識的なことなので、再確認という感じではあります。
    ところどころに具体的な数字が研究成果として入っているので、ははぁ~なるほど!と。
    極端なことをしろというわけじゃないという意味ではカンタンかも。
    全方位揃ってるかどうか?は‥ちょっと考えてみてもいいですね。
    無茶はいけない、ちゃんとしろよってことですが(笑)普通の日常生活を前向きに、いきいきと過ごすことですね!

    楽しい、嬉しい!と感じることが脳を元気にする。
    優しくされると脳のストレスホルモンが減る、といった研究結果も。
    楽しく仲良く快適に生きるのが正解ってことでしょう☆

  • この手の本にありがちなうさんくささは全くなく、著者の語り口も内容もとても好感のもてるものだった。
    脳を健康に保ち長生きするために実践できることがたくさんある。希望とやる気の出る内容であった。

  • 脳への刺激が、脳の活性化や脳の健康に大きく影響する。海馬は、いくつになっても成長する。脳の最新情報がわかる。

  • 海馬が幾つになっても神経細胞が新しく生まれて体積を増やすと言う事に驚き希望が見出せた!好奇心と向上心を死ぬまで持とうと思う。

  • 脳にとって何が大切なことなのかがわかる。ただ、あまり目新しさはなかった。

  • アルツハイマーの病変があっても認知症にあるとは限らない、というナンスタディの話が出てて、そうだったと思った。よく寝る、音楽に親しむ、趣味を持つ、新しいことに挑戦する、運動する。あまり特別ではないがなかなか難しい。

  • 瀧靖之 著「生涯健康脳」、2015.7発行。「幸せに生きる」とは「脳を健康に保つ」こと(平均寿命と健康寿命を同じにする)。その方法は日常生活の中に。この本を大胆に要約しますと。脳にいいことは、①有酸素運動、知的好奇心(趣味)、コミュニケーション、音楽は脳を活性化(海馬の体積が増える)②デュアルタスク(有酸素運動と100から7を引いていくなど頭を使うこと)で脳が更に活性化 ③充分な睡眠が脳を守る。脳に悪いことは、①飲酒とストレスは脳(海馬)を委縮 ②肥満、糖尿病、動脈硬化、高血圧は認知症のリスクを上げる。

  • 「イキイキ脳は日常生活でつくれる!」世界最先端の脳画像研究!何歳からでも、いつからでもOK!生涯健康脳のつくり方は、日常生活の中にある!【目次 】1章「生涯健康脳」は自分でつくれる!/ 2章「人間の幸せ」のカギは、前頭葉が握っている!/ 3章 認知症の正体を知っておこう/ 4章 脳に良いこと、悪いこと/ 5章 脳の最高の栄養素は、知的好奇心‼️/ 6章 「寝る子は育つ」は本当だった!/ 7章 脳はあきらめない!

  • 脳にとっては寝た方が良いとか、アルコールが良くないとか、音楽が良いとか、知的好奇心が良いとか、割と既知の内容が多すぎるという感じ。
    まったくこの手の本を読んだこと無い人なら楽しめるかも知れないけど、脳について興味があって情報を集めている人にとっては、知的好奇心が満たされず筆者が言うところの生涯健康脳には繋がらない内容かな、と思ったり。

  • 面白い!わかりやすい!ためになる!
    今まで脳に良くない環境にあったことが悔やまれるけれど、これからもコツコツ改善していく希望が湧いた。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所教授。医師。医学博士。1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。一児の父。
脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでに16万人に上る。脳を健康に、若々しく保つ生活習慣はマスコミでも大反響で、そのノウハウをまとめた著書『生涯健康脳』(ソレイユ出版)とそれを子育てに応用した『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は各10万部を突破するベストセラーとなる。
その他の著書に『こんなカンタンなことで子どもの可能性はグングン伸びる! 』(ソレイユ出版)、『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』(文響社)、『回想脳』(青春出版社)、共著書に『脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい』(日経BP社)など多数。

「2023年 『70代でも老けない人がしている 脳にいい習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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