先人は遅れてくる: パリのガイドブックで東京の町を闊歩する;3

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  • 代わりに読む人
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784991074363

作品紹介・あらすじ

啓示を受けたように思いついた「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」という言葉を、意味もわからぬままに実践しようと試みる連作エッセイシリーズ最新作。

コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福。

全4章、約5万字の文章と18枚のカラー写真、画家・いちろうの挿画で構成。

◉目次
第1章 半径1km圏内の言葉
第2章 弘法大師のご利益か
第3章 繰り返しの効能
第4章 先人は遅れてくる

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

作家・編集者。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版社・ 代わりに読む人代表。京都市出身、博士(理学)。2018年に刊行した自主制作書籍『『百年の孤独』を代わりに読む』をたずさえて、全国を行商し、本屋さんへ営業したのをきっかけに、ひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリの ガイドブックで東京の町を闊歩する1・2』のほか、『うろん紀行』(わかしょ文庫 著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一 著)、文芸雑誌『代わりに読む人』を編集・刊行。 著書に『ナンセンスな問い』(エイチアンドエスカンパニー 刊)、『ふたりのアフタースクール ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(共著・太田靖久、双子のライオン堂 刊)。敬愛する作家は、ガルシア=マルケス、後藤明生。

「2024年 『先人は遅れてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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