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- / ISBN・EAN: 4934569601407
感想・レビュー・書評
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若い、切ない。やっぱ北野映画いいなぁ。
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栄光と挫折。最後のシーンには何度も励まされます。
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監督:北野武 キャスト:金子賢、安藤政信
昨日見た「パリ、テキサス」が赤い映画だとしたら
この「キッズ・リターン」は青だ。
キタノブルーと言われる所以を感じた。それも知識が前提でこの感覚を体験したわけではない。確かに北野作品はキタノブルーと形容されている青のきれいな映画だと言うことは聞いたことがあった。しかし、映画を見始めていた時、そんな事はすっかり忘れていた。それでも、この映画を見ればわかる。嫌が応にも青の美しさに気づかされる。
青、それも淡い青。それは青春の色でもある。
キッズは帰ってくるのだ。何度も何度も。 スタートしては挫折し、またスタートする。
キッズは帰ってくるのだ。何回も何回も。 同じような原風景が世代が進むと共に繰り返される。
映像から二つのリターンを感じた。
主演の二人はすばらしい演技でした。最後まで全く飽きなかった。 青春映画は決して大好きとはいえないけど、この作品のかもし出す雰囲気は大好きだ。
後、音楽がよかった。特にエンディング。2回聞きました。
補足
音楽がすばらしいと思ってたら、やっぱり。久石譲さんなのね。
この映画は北野武が交通事故で九死に一生を得てからの復帰作だった。人は何度もやり直せる。そんな、言わば使い古されたチープな言説をストレートに突きつける作品だと思う。監督はシビアだ。作品で描かれたキッズはみな挫折する。監督の魂がこもっていると思う。」 -
元々、安藤政信さんと青春モノがスキなので高評価。
というか、作品はとてもいいものだと思うのですが…私だけなのかな。
これもいつかはDVD…! -
男の子が二人とも、周りの大人に駄目にされているような感じが切なかったです。ハッピーエンドとは言いがたい内容なのに、どうしてこんなに爽やかな気持ちになれるんだろう。凄いなぁ
ところどころに散りばめられた笑いも好きです。
最後の二人のやりとりはほんとに名台詞 -
安藤政信がいい。
北野作品で一番好き! -
北野作品で一番すきな映画。安藤政信、金子賢、新鮮で良いです。すっきり。
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* 好きな映画 18
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青春真っ只中な映画。安藤政信と金子賢の魅力が存分に活かされた作品となっています。まさか、これが2人のデビュー作だとは思いませんでした。金子賢もとってもはまり役だったんですよ。この映画こそ、たけし映画の真髄と個人的には思っています。暴力はそこそこでありながら、心はひどく傷ついていて、そして虚しさも漂うのだけれど、なんとも晴れな気分で終われる。そんな感じだと思います。なんとも切ない気持ちが溢れている映画だと思います。
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不良少年のはなし。
不良だけど、純粋で、だから扱いにくくて。
少年ふたりの青春時代を久石譲が颯爽とメロディにのせる。