黒い家 [DVD]

監督 : 森田芳光 
出演 : 内野聖陽  大竹しのぶ  西村雅彦  田中美里  石橋蓮司 
  • PI,ASM/角川書店
3.25
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本棚登録 : 410
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4997766600246

感想・レビュー・書評

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  • ✄~これ怖いですよ、特に大竹しのぶ~✄

    大竹しのぶって天然で子犬みたいに可愛いイメージですが、
    ところがどっこいこの作品の大竹しのぶの
    目つきったら・・・おぉ~怖!です。

    ホントにいい役者ってキレたり狂ったりの迫真演技でホンモノか大根かが、わかちゃうね。

    ところで、「指狩り族」って知ってますか?

    自分の指を一本づつ切り落として保険金請求する人を
    ”指狩り族”っていうんだって原作に書いてありました。

    原作に劣らない出来で面白いです。

  • 若槻慎二(内野聖陽)は生命保険会社の北陸支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。
    ある日、顧客・菰田(西村雅彦)の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。
    以来菰田とその妻・幸子(大竹しのぶ)から執拗な保険金請求されるが、彼らの不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに。
    貴志祐介のサスペンス小説を映画化。
    保険金詐欺事件の中で見えてくる、保険金詐欺に手を貸すモラルハザードを起こしている病院や被保険者そして大竹しのぶ演じる偏執狂でサイコパスな菰田幸子の金のためなら自分の子供すら自殺に見せかけ金に変える異常さが、恐ろしいです。人の良さをつけ込まれて地獄を見る内野聖陽も、面白いです。

  • 保険金詐欺を目論む夫婦と、それを阻止する保険会社の社員という構図。その裏にはサイコパスの恐ろしさが描かれていた。
    小林薫演じるヤクザめいた男の言動も可愛くなるくらい、大竹しのぶの怪奇じみた演技は素晴らしかった。また西村雅彦の非人間性を醸し出したよそよそしい演技も印象的。
    ヒッチコックの「サイコ」さながら、人間の恐ろしさの極地を見た気がした。

  • 途中までは、
    西村雅彦の顔芸を楽しむ作品なのかと思うほど、
    これがなんでホラー?って感じだけれど、
    大竹しのぶ怖っ!
    痛いっ!!
    って後半になったら、
    「わー」って声が出た。

    時代だとは言え、
    やたら画作りが古臭く見える。

  • 原作は2010年に読んでいるので細かいところは覚えていない。けれど怖くて面白かった印象はある。この映画の公開当時、大竹しのぶさんの演技が話題になったし、彼女の代表作の一つといえるだろうけれど、今観ると過剰な演出で原作のリアリティを損なっているのではないかと思う。映画『ミザリー』も似た感じなのにあちらの方が断然怖いのは、普通のところと狂っているところのメリハリ具合ではないだろうか。演出がモンスターが出てくるホラーのようにビックリさせることに重きを置いているようにみえ、こちらが望んでいることとのズレを感じる。全くつまらないというわけでもないだけに残念。

  • GYAOで視聴。公開当時に観て2度目。今観るとサイコパスももう一般的で、森田の演出も、大竹&西村の演技も過剰な感じしかせず、恐怖というより何か興醒めした。まあ小説の方が数倍怖いな。

  • テレビで。

    賛否両論みたいですが、私はこわかった。
    原作をかなり前に読んだきりでうろ覚えなのもよかったのかな。
    大竹しのぶさんが怖すぎました!

  • 大竹しのぶが凄すぎる(^-^)/

  • そんじょそこらのお化け映画よりも、大竹しのぶのほうがよほど怖い。

  • 薄暗さと生理的嫌悪感を煽りつつ追いつめてくる森田芳光監督の作品です。その画面の不気味さもさることながら大竹しのぶの普段見られない毛色の演技にゾクッとすることでしょう。

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著者プロフィール

1950年、東京都渋谷に生まれ育つ。日本大学芸術学部放送学科卒。81年、「の・ようなもの」で監督デビュー。「家族ゲーム」で数多くの映画賞を受賞。以後、「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」など次々とヒット作を放つ。2011年12月、急性肝不全のため死去。享年61。

「2015年 『小説 の・ようなもの のようなもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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