Fool on the planet

アーティスト : the pillows 
制作 : 山中さわお  the pillows  鹿島達也  鈴木淳  吉田仁 
  • キングレコード
3.80
  • (123)
  • (50)
  • (197)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 521
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988003255534

感想・レビュー・書評

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  • 2001年発売のセレクションアルバムで、個人的には、第三期以前の曲が入っていることに、やや違和感もあったが、この時期のピロウズに、初めて興味を持った方には、おそらく最適な一枚で、「Swanky Street」も、「ONE LIFE」も、「Funny Bunny」も、「確かめに行こう」も、「ストレンジカメレオン」も、「ハイブリッドレインボウ」も入っております。

    ちなみに、ハイブリッドレインボウの後には、「secret slogan」という、メンバーそれぞれ担当楽器を入れ替えて、宅録風に、ラフでやんちゃなやり取りも楽しい、シークレットトラックもあり、これもファンには聴きどころのひとつ。

    ですが、ここではやはり、新曲について書いていきます。

    まずは、先行シングル二枚のうちの一枚、「I think I can」で、この踊れるオルタナロックは、聴いていて楽しく、また、「私はできるんだ!」と、自らを鼓舞して、モチベーションを上げるのにも最適な一曲。

    かけがえのない
    夢を知っちゃって
    もう絶対ごまかせないんだ
    寝ても覚めても繰り返す
    ‘I・C・A・N’

    そう、ごまかせないその思いを何とかしてやろう。

    続いて、もう一枚の方の、「Ride on Shooting Star」で、これは今聴いても歌詞が意味不明だが(絵本の世界なら素敵なタイトルなんだけれど、明らかに意味は・・)、それが却って脳天気に楽しめる、オルタナ・オブ・オルタナの、イカれたカッコいい曲で、マニア受けに留まるかと思いきや、OVAの『フリクリ』のエンディングテーマに使われた事がきっかけで、アメリカのファンも急増したという逸話付き。私は観たことないが。


    そして、私の中で、これまた大好きな曲が、タイトル曲の『Fool on the planet』。

    何て書けばいいんだろう。
    ロッカバラードのメロディもいいし、Peeちゃん(真鍋さん)のギターソロもいいけれど、やはり、さわおさんの歌詞が・・こういうこと書ける人、他にいるのかもしれないけれど、この頃の私は知らなかったし、さわおさんの音楽への思いと共に感じる、この孤独感の存在は、この人特有のもののような気がするし、この歌詞が、私の人生、生き様を認めてくれてるんだと感じさせられたことが、何よりも私の中では大きく、とても嬉しかった。

    そして、歌詞の中にある
    「my song is your song」。

    これを聴いて、ああ、やはりこの曲は、さわおさんの為の曲であり、私の曲でもあったんだと実感出来たことが、また嬉しかった。


    誰もが忘れても
    僕は忘れたりしないぜ
    世界が笑っても
    自分を疑わない

    時代が望んでも
    流されて歌ったりしないぜ
    全てが変わっても
    僕は変わらない

  • フール・オン・ザ・プラネット
    スワンキー・ストリート
    アイ・シンク・アイ・キャン
    インスタント・ミュージック
    トリップ・ダンサー
    ワン・ライフ
    屋上に昇って
    ミッドナイト・ダウン
    カーニバル
    確かめに行こう
    リトル・バスターズ
    ライド・オン・シューティング・スター
    ネイキッド・シャッフル
    ファニー・バニー
    ストレンジ・カメレオン
    ハイブリッド・レインボウ

  • "待ち構えてる
    ハイエナのキス
    間一髪
    誰の目にも
    およそ不可能なBET
    楽しみたいな
    I think I can
    I think I can
    I think I can"[I think I can]

    01 Fool on the planet
    02 Swanky Street
    03 I think I can
    04 インスタント ミュージック
    05 TRIP DANCER
    06 ONE LIFE
    07 屋上に昇って
    08 Midnight Down
    09 カーニバル
    10 確かめに行こう
    11 LITTLE BUSTERS
    12 Ri de on shooting star
    13 NAKED SHUFFLE
    14 Funny Bunny
    15 ストレンジ カメレオン
    16 ハイブリッド レインボウ

  • Pillowsはフリクリで好きになったんですが、このアルバムにはフリクリの曲も多く、なにより一通り、違和感なく聞きやすくたまらないです

  • 出会ってない有名じゃない音楽にも、いい音楽はたくさんある。
    それを教えてくれた。

  • 3期の初期の頃のピローズが一番好きですね~  音楽で大きな影響を与えてくれたバンドです

  • 記憶が曖昧なので、聞き直したらコメント書き直します。

  • 「Funny Bunny」、「ストレンジカメレオン」、「Fool on the planet」が良かった。

    クセのある独特の歌声は癖になるかもしれない。
    特に「Funny Bunny」の歌声と歌い方は好き。

  • 捨て曲なしです。
    名曲揃い!ピロウズと出会えて良かった。

  • ★10個だよ、コンチクショー。

    ピロウズ初のベスト・アルバム。キングレコード移籍後のシングル曲を中心とした構成で、7年間の活動の集大成。

    で、ベスト盤というと、過去の楽曲から懐かしさを感じる反面、アレンジやサウンドの古さに戸惑いを覚える場合も多いが、このベストからは、それが微塵も感じられない。ピロウズを全然知らない人がこのアルバムを聴いたら、「え?これベスト盤なの?」と驚くだろう。

    さわおさんの流行に左右されない我が道を行く曲作りの姿勢はいつも同じ輝きを放っており、ポップでいて力強いロックテイストに満ちあふれている。1曲目に『Fool on the planet』を置いたところにこそ、さわおさんの強さを見る。

    「時代が望んでも流されて歌ったりしないぜ 全てが変わっても僕は変わらない」

    こんな強いメッセージを発信できるアーティストが外にいるだろうか。

    【収録曲】
    1. Fool on the planet
    2. Swanky Street
    3. I think I can
    4. インスタント ミュージック
    5. TRIP DANCER
    6. ONE LIFE
    7. 屋上に昇って
    8. Midnight Down
    9. カーニバル
    10. 確かめに行こう
    11. LITTLE BUSTERS
    12. Ride on shooting star
    13. NAKED SHUFFLE
    14. Funny Bunny
    15. ストレンジ カメレオン
    16. ハイブリッド レインボウ

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