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- / ISBN・EAN: 4988101090129
感想・レビュー・書評
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丸山花街に生きる愛八は芸一筋。分を知り、筋を通す生き方は一見か弱そうだがとても勁い。吉永小百合が美しい日本の女をよく演じています。誰一人幸せになった人はいませんが、皆生き様が美しい。なかにし礼の美学ですね。愛八さんのCDは聴いたことがありますが、やはり、この作品を見てから聴いた方が感動できそうです。
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TVにて
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原作は未読ですが、本作が出た年の直木賞は東野圭吾「白夜行」が受賞することを期待してて、「長崎ぶらぶら節」と聞いてがっかりしたことをよく覚えています(だから良い印象がなかった…)。
渡哲也と吉永小百合という組み合わせ。また不倫映画か?と思ったら、抑制の効いた大人の恋愛映画という趣き。「会いたいけれど会ってはいけない」と耐え忍ぶ女性が吉永小百合には適役ですね。
古いものと新しいものが共存する大正という時代と、聞き伝えの古来の歌を掘り起こすというストーリー、長崎の色街の人間模様など、興味深く拝見しました。
BS12にて。 -
上海‐羽田
面倒見の良い芸者が古い唄を収集する
人情あり、苦労あり、恋あり、裏切りあり
感動したが、
ちょっと退屈だった。 -
請求番号:778.21/Nag/D MLC置き
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吉永小百合が 長崎 円山の芸者 愛八を 演ずる。
渡哲也が 豪商を 演ずる。
12代続いた 老舗を ことごとく食いつぶし
そのあと 長崎のお墓を尋ねたり・・・
長崎に伝わる 歌 を 愛八 と収集する。
そこで 長崎ぶらぶら節 を見つけるが
それは 40年前に愛八が売られた時に連れて行かれた
オトコが歌っていた 歌だった。
その歌に巡り合いながら 40年間の月日を感じ
そして 渡り哲也への 想いが 募るのだった。
吉永小百合を主人公にした映画は
いつもしっとりとして 幸薄いオンナを演じ続ける。
岸部一徳が 西条八十 として出る。 -
長崎、小浜、佐賀などを舞台とした作品です。
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良作。
その時代というものを節々からかんじることができたように思う。
そしていつの時代においても切ない気持ちとかそういうのは
変わらない。