いつかギラギラする日 [DVD]

監督 : 深作欣二 
出演 : 萩原健一  木村一八  荻野目慶子  多岐川裕美  石橋蓮司  八名信夫  安岡力也  原田芳雄  千葉真一 
  • バンダイビジュアル
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569608383

感想・レビュー・書評

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  • 深作さんの『いつかギラギラする日』。プロデューサーは奥山和由。私はよく知らなかったけど、けっこう有名な映画じゃないかなと思う。今観るととてもダサい、お金がすごくかかったVシネにしか見えん。が、かなりバカバカしくてそこは良い。

    おっさん三人組が強盗をはたらく。その三人とは、萩原健一!千葉真一!!そしてなんと我らが石橋蓮司!!!
    しかしOPに石橋蓮司の名前だけ出てこず不思議に思っていたら、すぐに「いつもどおりの蓮司じゃねえか!」となりました泣。

    千葉真一、おっさんになったこの頃はすごくカッコいいです。

    ショーケンは……実は私はあまり好きではない。世代じゃないからというのと、あまり良いイメージがないから。だいぶ上の世代の人にはショーケンってカリスマで大人気……ってあとで知った。
    真剣に観てたのが『課長サンの厄年』の世代です。その少しあとに松竹の『八つ墓村』を観て、若い頃なので印象が変わりました。他に、火野正平の『生きてりゃいいさ』のあとにショーケンの『大阪で生まれた女』を連続で聴くということを最近よくやっている。

    この三人でストーリーが進んでいくと思っていたら、ショーケンvs木村一八になるという……逮捕歴がある凄みが……。
    あともうひとりの主役が荻野目慶子さんで、彼女も木村一八も復帰後の作品。リアルな凄みが……。荻野目慶子さんはエキセントリックな役。たぶんこの頃からこういう役をやり始めて、私はこちらのイメージが強いです。顔が怖いもの。

    そして殺し屋役で原田芳雄ちゃん。またオモロい役。芳雄ちゃんのイメージはこういう役ですねぇ……『どついたるねん』の芳雄ちゃんとかも最高でした。

    木村一八の車がファイヤーバード(といえばナイトライダーのKITT君。)

    劇中のバンド、ジュディマリ結成前の恩田さん。この映画のエキストラとして参加していた短大生時代のYUKIと知り合う。つまりこの映画がなければジュディマリもなかった。

    この映画全体的に「ロックしようぜ!」みたいな90年代のノリで、くそダサくてマトモにゃー見れんわ……友達と一緒にゲラゲラ笑いながら観ると良いやつ。
    しかしテーマは「おっさんvs若者」ですので、007の『スカイフォール』とかそういうタイプの作品だと思います。

    奥山和由さんの映画は、監督はそれぞれ違うのに「奥山和由ぽさ」がすごくあって面白いですね。あと、バンダイはこの頃映像作品にすごく出資してたんだなあ。

  • うらぶれた産婦人科から出て来た女・美里(多岐川裕美)の肩を抱いた神崎(萩原健一)は、10年来の愛人である美里に「また仕事を始める」とつぶやいた。昔の仲間で現在うつ病で入院中の井村(石橋蓮司)に話を持ちかけ、2人そろってこれも昔の仲間である北海道の柴(千葉真一)のもとへ飛んだ。待ち受けていた柴は30歳年下の麻衣(荻野目慶子)と同棲しており、2人がよく出掛けるディスコのマネージャー、角町(木村一八)が今度の仕事の仕掛け人だった。
    角町は自分のライヴハウスを持つために5千万円を必要としていたのだ。計画は洞爺湖の温泉ホテルの売上金2億円を運ぶ現金輸送車を襲うというもので、角町が加わることに神崎は難色を示したが、計画は実行され成功、4人は廃屋になっているレストラン跡にたどり着いた。しかし2億円入っているはずのジュラルミンケースにあったのは、たった5千万の現金だけだった。イラつく角町、失望の井村をよそに神崎がそれを4等分し始めたとき、切羽詰まった井村が血迷い、銃を片手に狂ったように札束をかき集め始めた。そんな井村を神崎が諭した瞬間、角町が銃を発射、井村は即死し、柴も重傷を負った。柴を背負いからくも逃れた神崎は、身を案じて廃屋へやってきた美里の車で現場を離れた。だがこれは、血みどろの死闘の始まりに過ぎなかった。 

    深作欣二監督がひさびさに挑んだ痛快ギャングアクション映画。ギャングとして生き死ぬ覚悟とプライドを持つベテランギャング神崎を演じる萩原健一、元警察官でライブハウスの開店に夢を賭ける角町を演じる木村一八、ダンディな千葉真一、エキセントリックな荻野目慶子、バイクでナンパしてくる若造を大人の貫禄で華麗にあしらう多岐川裕美の個性的なキャラクターがせめぎ合い戦う壮絶バトル、深作欣二監督お得意の過激でど派手な銃撃戦、迫力満点なカーチェイスがてんこ盛りで日本映画史に残るアクション映画です。
    困難なヤマに挑み続ける不屈な神崎は、生涯アクション映画にこだわってきた深作欣二監督に重なるものがあります。特に、バスやパトカーやベンツやワゴン車が入り乱れて繰り広げるカーチェイス、萩原健一と木村一八のナイフバトル、萩原健一が乗ったワゴン車が港を包囲するパトカーを踏み潰しまくるカーチェイスなど、深作欣二お得意の流れるような荒ぶるようなカメラワークで描いていて、痛快ギャングアクション映画になっています。

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  • 木村一八の凄まじい気迫(素?)と荻野目慶子のメルヘンでありながら猫のようなしたたかさが、美しいく激しい。
    アクションとしても、ストーリーも完成度高いです。

  • 杜撰な強盗計画が破綻して、仲間割れで金は持ち逃げ。ストーリーには全く面白味がないのですが、頭のネジが数本外れた荻野目慶子の演技は強烈なインパクト。彼女がこのクライムムービーを散々引っ掻き回します。

    あと、劇中に寒いジャパメタバンドが出演するのですが、ベーシストが後にジュディマリを結成する恩田快人であり、本作でエキストラで来ていたYUKIと知り合ってバンド結成に至ったという挿話が重要かと。この映画が歴史に残る理由があるとしたら、これ。

    BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。

  •  北海道で現金輸送車を襲う男達。2億あるはずが5千万円しかなかった為、一人が裏切り5千万円を奪い合う戦いが始まる。。。

     日本版アメリカン。ニューシネマのような作品。
     決して万人向けの面白い映画ではないが、キャラクターと疾走感は鮮烈。ショーケンってやっぱすごい。
     ただなぁ。。。原田芳雄の殺し屋なんか変じゃなかったか?

  • 当時 衝撃的だった。

  • B級映画のB級といった感じ。ショーケンは良かったが、千葉真一が微妙。千葉真一の女の甲高い笑い声が苦痛だった。


    【ストーリー】
    うらぶれた産婦人科から出て来た女・美里の肩を抱いた神崎は、10年来の愛人である美里に「また仕事を始める」とつぶやいた。昔の仲間で現在うつ病で入院中の井村に話を持ちかけ、2人そろってこれも昔の仲間である北海道の柴のもとへ飛んだ。待ち受けていた柴は30歳年下の麻衣と同棲しており、2人がよく出掛けるディスコのマネージャー、角町が今度の仕事の仕掛け人だった。
    角町は自分のライヴハウスを持つために5千万円を必要としていたのだ。計画は洞爺湖の温泉ホテルの売上金2億円を運ぶ現金輸送車を襲うというもので、角町が加わることに神崎は難色を示したが、計画は実行され成功、4人は廃屋になっているレストラン跡にたどり着いた。しかし2億円入っているはずのジュラルミンケースにあったのは、たった5千万の現金だけだった。イラつく角町、失望の井村をよそに神崎がそれを4等分し始めたとき、切羽詰まった井村が血迷い、銃を片手に狂ったように札束をかき集め始めた。そんな井村を神崎が諭した瞬間、角町が銃を発射、井村は即死し、柴も重傷を負った。柴を背負いからくも逃れた神崎は、身を案じて廃屋へやってきた美里の車で現場を離れた。柴は計画を知る麻衣を角町が襲うのではないかと案じたが、実は麻衣は柴を裏切り角町と組んでいたのだった。麻衣は角町が現金を独り占めするため彼女を襲いに来るのを察知し、逆に角町から現金を奪う。その頃札幌に戻った神崎は、角町の周辺を調べるうち、角町が室蘭のヤミ金融から多額の借金があることもわかった。突然神崎のもとに麻衣から5千万を返すとの電話があり、指定の場所に出掛けたが、麻衣はショットガンを向けてきた。角町までもが銃を乱射しながら車で襲って来る。罠にはまった神崎は海中へ沈み、なんとか一命だけは取りとめアジトへ戻るが、重傷だった柴はついに帰らぬ人となった。そして函館のライヴハウスのオープンの日、怒りを押し殺した表情の神崎、ヤミ金融のヤクザ連中と殺し屋の野地が見つめる中、浮かれる角町と麻衣が現れた。神崎はライヴハウス前の路上に爆発物を仕掛け、付近を混乱に陥れる。警察をも巻き込み、神崎、角町、麻衣、野地らのカーチェイスが始まった。途中、角町はバスをジャックするなどエスカレート、麻衣はマシンガンを乱射するが、野地の凶弾に倒れ、野地も角町に倒される。ついに神崎と角町の一騎打ちとなり、夜の波止場で角町の車が横転、観念するふりをして神崎を倒そうとするが、逆に神崎の逆襲に遭いその若き命を散らした。そして取り囲むパトカーの群を乗り越えようとした神崎も車もろとも海に沈んだ。後日、金融街を走るバスの中には次の標的をさぐる神崎と美里の姿があるのだった。
    現金強奪後、仲間割れした男女の姿を追うピカレスク映画。脚本は「女がいちばん似合う職業」の丸山昇一、監督は「華の乱」の深作欣二、撮影は「病院へ行こう」の浜田毅がそれぞれ担当。

  • 孤独の寂しさが印象的

  • ショーケンかっこいい!

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