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- / ISBN・EAN: 4988102749514
感想・レビュー・書評
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ドアーズとワーグナーに鳥肌がたちます。
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制作年:2000年
監 督:フランシス・フォード・コッポラ
主 演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、デニス・ホッパー、ロバート・デュバル
狂うような暑さのサイゴンの夏。ブラインドの降りたホテルの一室で、ウィラード大尉は空ろな視線を天井に向けていた。
505大隊、 173空挺隊所属、特殊行動班員である彼に、それからまもなく、ナ・トランの情報指令本部への出頭命令が下った。
本部では3人の男が彼を待ちうけており、そのうちの1人がウィラードに、今回の出頭目的を説明した。
それは第5特殊部隊の作戦将校であるウォルター・E・カーツを殺せという命令だった。
カーツはウェストポイント士官学校を主席で卒業し、空挺隊員として朝鮮戦争に参加、数々の叙勲歴を持つ軍部最高の人物であったが現地人部隊を組織するという目的でナン川上流の奥地に潜入してからは、彼の行動が軍では統制できない異常な方向へと進んでいった。
情報によると彼はジャングルの奥地で原地人を支配し、軍とはまったく連絡を絶ち、自らの王国を築いている、というのだ。
そのアメリカ軍の恥である錯乱者カーツを暗殺しなければならない、というのが軍の考えだった。
この密命を受けた若い兵士ウィラードは、4人の部下、クリーン、ランス、シェフ、チーフを連れ、巡回艇PBRに乗り込んだ。
まず、ウィラードは、危険区域通過の護衛を依頼すべく、空軍騎兵隊第一中隊にキルゴア中佐を訪ねた。
ナパーム弾の匂いの中で目覚めることに歓びさえ感じているキルゴアは、花形サーファーであるランスを見ると彼にサーフィンを強要した。
ワーグナーの“ワルキューレの騎行"が鳴り響く中、キルゴアの号令で数千発のナパーム弾がベトコン村を襲った。
キルゴアのもとを発った彼らは、カーツの王国へとPBRを進めた。
河岸に上陸するたびにウィラードに手渡される現地部隊からの機密書には、カーツの詳細な履歴と全行動が記されており、読めば読む程ウィラードには、軍から聞いたのとは別の人物であるカーツが浮び上ってきていた。王国に近づいたころ、クリーンが死に、チーフも死んだ。
そして、王国についた時、ウィラードはそこで、アメリカ人のカメラマンに会い、彼から王国で、“神"と呼ばれているカーツの真の姿を聞かされる。カーツは狂人なのだろうか。それとも偉大な指導者なのだろうか。
ウィラードにもわからなかった。
そして遂にカーツとの対面の日がきた。
テープレコーダーや本に囲まれたカーツの元にやってきたウィラードは、軍の命令に従い、“神"と呼ばれる人間カーツを殺すのだった。 -
これぞ地獄絵図!!トラウマ必死!!20世紀少年の元ネタにも。
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「イギリス現代文学」で観ました。怖かった。。恐怖でした。本当に戦争を体感する映画だった。アメリカの(そして近代の)虚偽性・欺瞞性を示唆してるそうです・・・。言われてみれば確かに。。。
【class, Dec.2006】 -
難解な印象があったが、非常にわかり易かった。マーティンシーンは息子とよく似ている。舞台設定は、ベトナムではなくカンボジアなのだろうが、原住民に違和感あり。もっと乾いているだろうに... 2回観た。完全版も欲しい。