友へ チング [DVD]

監督 : クァク・キョンテク 
出演 : ユ・オソン  チャン・ドンゴン  ソ・テファ  チョン・ウンテク  キム・ボキョン 
  • ポニーキャニオン
3.44
  • (13)
  • (20)
  • (47)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 145
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013392502

感想・レビュー・書評

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  • かれこれ30回は観ている、僕の人生を大きく変えるきっかけになった作品。

    この作品との出会いがなければ、韓国に留学していなかったかもしれない。
    まして他の同時期留学生約15人が全員ソウルに行く中で唯一釜山への留学を決断するなんてこともなかったと思う。

    この映画でふんだんに出てくる釜山の方言に僕はやられてしまったのです!

    韓国語は僕の中では比較的女性色の強い響きを感じているんですが、
    釜山の言葉は完全に男性!男くさい!かっこいい!

    あのぶっきらぼうな響きがとても好き。

    言葉に打たれた部分が大きいので、内容の正当な評価は難しいんですが、
    日本人以上に「絆」を大事にする韓国の一面がよく描かれていると思います。

    言い方悪いけれど、こういう「くされ縁」、結構好きだったりします。

    韓国内でも、女性にはあまりウケの良くない暴力的な映画ではありますが、
    それ以上に人情がしっかり描かれていると思います。

    韓国映画ではよくあることですが、登場人物があまりにもおっさんの風貌で学ラン着てるのがちょっと目に毒だったりしますが(笑)

  • 『友へ チング』(原題:친구)は、2001年公開の韓国映画。
    釜山を舞台に4人の幼なじみの仲間が成長した後の悲劇を描く。日本でのキャッチフレーズは、ラストシーンにも登場するセリフ「俺たち、遠くに来すぎたよ」(映画では「――早く戻ろう」と続く)。
    韓国での観客動員数818万1377人は後の1000万映画に破られるまで歴代一位であった。なお韓国国内ではR-18指定を受けている。
    この映画のDVD版では音声選択に日本語吹き替えのほかに「関西弁吹き替え」がある。これはソウルに比べて釜山は方言の訛りが強いことから、日本語の標準語と関西弁の関係と対応させたものと考えられる。(ウィキペディア)

  • 制作年:2001年
    監 督:クァク・キョンテク
    主 演:ユ・オソン、チャン・ドンゴン、ソ・テファ、チョン・ウンテク
    時 間:118分
    音 声:韓:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーステレオ


    小学生時代からの親友ジュンソクとサンテクら4人は、高校卒業後それぞれの道を歩む。
    ジュンソクはヤクザとなり、サンテクは大学に進学。
    やがて彼らは再会するが、4人の友情は悲劇的な転機を迎えようとしていた。

  •  釜山の4人の子どもが成長する中で悲劇が襲う。

     背景には90年代の犯罪との戦争がある。名作と名高いらしいが、10年代の今見るとそんなに特別面白くない。
     むきだしの暴力、犯罪の中にいる人々の心のドラマ、社会背景の描写など、現在の韓国映画の大きな魅力が詰まっている。韓国映画の発展に大きく寄与した作品なのだろう。。。

  • B。
    大阪の国立民族学博物館の朝鮮半島の文化展示を思い出す。80年代までの学生服や、喪服。
    イジュンソク役のユオソンはキムジェジュンのドラマ「spy」のファンギチョル。

  • まさかと思ったけど、こちらが前作で永遠の絆はこの後の作品でした。
    主役?のジュンソクは絶対12年後のほうが格好良くなってるなー
    この後に永遠の絆だと大分違ってみれたんじゃないかと思うけど、やっぱりとっちらかってる気もする

  • あまりの無理があるのに笑えたが、何とか見れてしまった。子供の頃から大人になるまでを描いた作品はやはり子役の段階で一旦〆てから大人に移行するのが一番いいと思うのですが、この作品は高校時代まで描いてしまっている…いやぁ~随分と老けた高校生には笑えるというよりもかなり無理があると思います。

    「友へ チング」
    https://www.youtube.com/watch?v=ylwCH0cWdJA

    さらに無理があるのは脚本なのかな~やくざ同士の抗争がエンディングなのに無理やり友情とはに持ち込んでいるように見えるが、無理だよなぁ~と感じてしまう。学生時代が終わると韓国お得意のやくざ映画に変わってしまうからタイトルの割には面白みを感じなかった

  • チングとは語源が親旧で「長く親しい友人」とのこと。
    ドンスを演じたチャンドンゴンの凄みが際立っていた。

  • 3回目。
    何度見ても同じ部分で涙腺が爆発する。

    いろんな因果の中でもがいて苦しんで、
    やっと地位や金を手にしても、血が流れたところには血が流れるし、永遠にそこにいられるものなんてない。
    親父さんの引退も、組長の座の争いも、敵対する組との抗争も、それを象徴しているような感じがした。
    同じ場所にはとどまれないが、チングの繋がりはずっと、4人を繋いでいる。

    「水泳選手」と「ウミガメ」
    水の上を生きるものと水の中を生きるもの。

    学生時代のケンカのシーンがかっこいい。
    ジュンソクとドンス。

  • 激動の運命が友情を翻弄する。 
本作では2人の男の友情を軸に4人の男達が少年期から大人へ変革を遂げていく中での出来事をドラマチックに描ききっている。 

大人になったジュンソク、ドンスの二人は敵対する極道に身を置く。 
どちらかと言えば、ヤクザの親分の息子って事でジュンソクは器が大きく、視野の広い印象を受けます。 
ドンスは(葬儀屋の息子)不器用な印象で、ジュンソクに次ぐナンバー2に甘んじてはいますが、ジュンソクに対して対等な立場を求めています。 
そんなジュンソクこそが一番ドンスを信頼していたと思うし、ドンス自身もジュンソクの実力を一番認めている存在だと感じます。 

お互い認め合い信じあってきた二人に容赦なく闇社会の洗礼が待ち受けています。 
少年時代、海辺での「水泳のチョ選手とウミガメ」のエピソードがクライマックスに利いてきます! 

いつになっても変わらない友情が人生の道しるべ。

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