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- / ISBN・EAN: 4523215005142
感想・レビュー・書評
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この映画が好きというと映画通と思わせることができる映画ですが、案の定ハマれなかった。そういう方たちに分かってないと言われること間違いなしですが、ただ単におしゃれに見せたい映画というか世界観や余韻重視でストーリーはおまけみたいな話。娯楽映画好きの自分としてはなぜ人気なのかよく分からない。
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見返したら、とても良かった。心温まり、良い年の暮れになった。
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★4,5
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当たり障りのないなまくらな言葉の交換が
常識の様になった昨今、本作で投げつけられる
存在を抉る様な言葉はちょっと引くのかもしれない。
が言葉は相手の存在に傷をつけてなんぼのもの。
その交換を経てでしか深い交流はし得ないのだ、
といささかマッチョになりたくもなる。
80年代後半、本作は知る人ぞ知るみたいに、カリスマ的人気で語られていた記憶がある。
改めて見ると意外にオーソドックスで、ミニシアター風味はさほどない。普通にドラマとして楽しめる。
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ドイツ人旅行者と黒人の組み合わせが珍しいのだろうか。ハイウェイにぽつんとあるカフェとモーテルに住み着く?家族のような人たちの話。
特に山あり谷ありの展開ではないが、映像美やノスタルジックさが引き込まれる。
無知で申し訳が、曲も有名のようだ。 -
ブレンダとジャスミン(ヤスミン)。
「ブレンダに聞いてみるわ」という返答を聞いて「えぇー、どういうこと?‼」と思ってしまった。(どうとでも取れるラストが意味深で良い) -
後半は種明かしされたマジックを延々と見せられているような居心地の悪さがある。手品師は飽きられる前に去らねばならぬ。
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私の中の最高傑作を更新してきた。
人は環境で作られるんだからお掃除は大事。
Calling you -
まずは,NHKプレミアムシネマの解説を転載しておく。
アメリカ西部の砂漠にたたずむ「バグダッド・カフェ」。女主人のブレンダは、夫や子供たち、常連客にいつも腹を立てていたが、ある日、旅行中のドイツ人女性ヤスミンがあらわれ、不思議な魅力で、店を砂漠のオアシスに変えていく・・・。
ユニークでカラフルな映像美、主題歌『コーリング・ユー』のヒットとともに話題となった名作。パーシー・アドロン監督が色彩と構図を新たに調整し、再編集したニュー・ディレクターズ・カット版。
全くの予備知識なしに見た。冒頭では「これは一体何を言いたいのか…」と自分の居場所がないような奇妙な感覚を持ちながら映画を見ていた。全編を見ても,なにやら不思議な雰囲気の映画だなあと思う。
バラバラで居たはずのカフェのメンバーが,いつのまにかひとつになっていくと言えば,そんなもんかと思うけど,そのバラバラに見えるメンバーが,本当にバラバラかというとそうとも言えない。それぞれになんとなく好きなことをして,なんとなく認め合いながら生きている。
旅行中の太った女性ヤスミンが,なんで,あんな風な関わりをしていくのか,それがまた不思議。