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- / ISBN・EAN: 4988126201982
感想・レビュー・書評
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人生がバラ色な世代に、バス事故で恐ろしい怪我をし
障害その事故による後遺症に悩まされ続けながらも
芸術を愛し、芸術家を愛し、自分を認め、避難しつつ生きた
メキシコの女性芸術家フリーダ・カーロの伝記の映画化。
映像美で目を奪われ、時折現れるフリーダの絵に胸を突かれ、不謹慎かもしれないが、彼らの苦悩する言葉にリアルを感じる。
絵から実写へCGへと、無理無く流れて芸術性を表現している。
音楽もいいんだ♪
力強いアコギにしわがれ老婆の声が静かに運命を感じる。
さすが天才エリオット・ゴールデンサル!
何度か見ても新たな発見がある。
マルクスにヘーゲル、弁証法と歴史論議も熱い。
決して異国メキシコだから、巨匠達だからではない身近な波乱だとも感じて行く。
フリーダの学生時代の恋人役のディエゴ・ルナがCawaii!(*>∀<*)
【天国の口、終わりの楽園。】では、公私ともに幼馴染みのガエル君に人気が集まっているみたいだが、アタシはディエゴ君の方が好きっす♪
アントニオ・ヴァンテラスやエドワード・ノートンがカメオ出演しているのがイイ♪ -
サルマ・ハエックが力強い。ほんとうに力強い。尊敬します。絵とのシンクロする演出も楽しめた。
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フランソワーズと一緒に観た。
フリーダ・カーロ。情熱的で、リベラル的で、自分を強く持っていて。すごくかっこいい女性だった。つながり眉毛で、なんだか風変わりな風貌を持った女性だけれども、そこには確かに意志が感じられる気がした。
「自分を持っている」そんな気がした。ひとに左右されるわけではない、かっこいい女性。
そして、この映画の描写もすごくきれいだった。色彩豊かに彩られていて、画面の中だけで一つの画のような世界が広がっていた。
また、象徴的な場面を描く際に、目線を変えてスローモーションで描くことで、すごく印象的な場面ができあがっていたように思う。 -
伝記研究のために
起承転結の必要性
テーマは作品以外のところに置くこと -
メキシコ行ってからつながった眉毛が好きになりました。
ジュリー・テイモア監督
「アクロス・ザ・ユニバース」のセクシー看護婦のサルマ・ハエックがフリーダそっくり!
小鳩って呼ばれる小柄なところとか、そこに生命力と情熱がぎゅってつまってるところとか。
ジュリー・テイモアの色彩感覚がメキシコにぴったり。 -
力強く、壮絶にして独創的。
表現者としての奔放さと、
フリーダに対する敬意に満ちている。
痛みに耐えながらもなにか光が途切れない。
希望すらシニカルに描くユーモアの迫真。
最後の一言に何かがぐっとこみあげてくる。 -
映像的な美しさとか、フリーダの絵そのものに、かなりヤラレマシタ。
機会があればじっくりと絵を見てみたいものです。 -
こんな凄い生き方ってあるだろうか?
実在の画家は誰にも真似のできない表現の形を
残して爆竹とともに昇華した。
愛に忠実さを求め、パートナーの不実に苦しみ抜いた人は自らには厳しく忠実であった。
トロツキーと遺跡の上で語らうシーンは
共に辛酸を舐め尽くした者同士の共感が一瞬にして溶け合うものだ。
互いの苦しみを分かち合えたことは生きる糧となる。
愛の形について語る映画を1本選ぶなら、
これを選ぶと思う。 -
この映画を見る前に、PBSとかいうチャンネルで見たフリーダ・カーロのバイオグラフィードキュメンタリーを見てしまったので、ちょっと物足りなく感じたけど・・・
でも良かった。
でも、やっぱ愛がメインになっとったな。
サルマ・ハエックは、フリーダにしてはちょっとキレイすぎたけど、それでも熱演でよかった。
フリーダの独特の世界が、彼女の絵と人生のワンシーンと一体になっている、映像表現が良かった。
サルマ・ハエックは、キレイやったわ、ともかく。