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- / ISBN・EAN: 4900950237906
感想・レビュー・書評
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第三次世界大戦後、二度と戦争が起きないようにと、管理化された社会になる。そのためには感情を持たない事。毎朝感情抑制材を打つ。抵抗組織もあるが、市民生活を取り締まるクラリックという武装取締官達がいる。その第一級クラリックをクリスチャン・ベールが演じる。感情が起きないように、部屋や町に装飾は無く灰色だ。政治家は独裁となり、同じ服装での行進やマークはナチの卍を思わせる。
戦争阻止に感情を無くす、という政策をとるのがおもしろい。オーウェルの「1984」をちょっと思わせる。先日読んだシェイクリイの「七番目の犠牲」では、人間の暴力は押えられないものとして、殺人を合法化していた。作家によって設定はいろいろだ。いずれにしても戦争の無い平和な世界を目指す、というのは幾多の映画や小説がめざすテーマなのだな。そこで破たんが起きるという。
しかし、映画としては、ちょっと薄味。兵士たちの武器や武術を見モノにしたかったようだが、どうかなあ。一瞬で人が倒れるので血があまり流れなかったのはいいけど。特典の監督インタビューでは「悪と善、両方なければうまくいかないのだ」というようなことを語っていた。
2002アメリカ
2021.11.6レンタル詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガン=カタ、めちゃウケる! このアクションがこの映画の最大の売りなのに、わりと出し惜しみするもんだから、クライマックスでの大暴れのカタルシスは半端ないです。
ドラマの部分はあまり期待してなかったんですが、悪くはないです。感情を持つことの禁止された未来社会という設定は興味深いですが、「華氏451度」や「1984」のパクリと言われたら確かにその通り(だから主人公の行動も簡単に読めてしまう)。その設定もいたるところに綻びがあるし、残念感のあるドラマを引っ張るぐらいなら、アクションを増やしたほうが良かったんじゃないかと思ってみたり。 -
若草物語で知ったクリスチャン・ベールを辿って行ったら辿り着いたのはガン=カタでした。
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わんこの愛くるしさには流石のクリスチャンベールでも勝てなかったようだ。
色々とツッこみどころは多かったけれど、ガン=カタかっこよすぎたから許す -
アクションがもう最高潮にかっこいい
感情を排除した世界、という設定もGood!
家族で楽しめる映画 -
やっと憧れのガン=カタをみれた!
ウィリアム・フィクナー格好いい。クリスチャン・ベール確かにいいんやけど、ウィリアム・フィクナーのがタイプです。
内容はめちゃくちゃ単純やった。
マトリックスと1984年とごちゃ混ぜにした感じ。
香水がでてきたところは小川洋子「密やかな結晶」やんってなったりした。
うん、でもウィリアム・フィクナーが若くてかっこよかったので、★4です。