カジノ・ロワイヤル [DVD]

監督 : ジョン・ヒューストン  ケン・ヒューズ  ロバート・パリッシュ  ジョセフ・マクグラス  ヴァル・ゲスト 
出演 : ピーター・セラーズ  デイビット・ニーブン  ウディ・アレン  ウルスラ・アンドレス  ウォルフ・マンキーウィッツ 
  • 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
3.86
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本棚登録 : 21
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142169921

感想・レビュー・書評

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  • 『カジノ・ロワイヤル』、かつてVHS時代はどこのお店に行っても置いてたんですが、これまたDVD化以降は置いてる店があまりない・・・。高校生の頃、ガジェットや'60年代の雰囲気が面白くて007を観てた時期があったんですが、たぶんショーン・コネリーの最初の5本で終わってました。この『カジノ・ロワイヤル』だけあからさまにパッケージが異なる(VHSは白バックにペイントされた女性の絵だった)ので、あれなんなのかなあ・・・?と。時は流れ、ようやくこの映画の意味がわかった時にはレンタル店に全然置いてない。ようやく発見したので鑑賞。

    この映画、'67年の作品ですが'67年ってのがひとつのキーワード。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・・・』、ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』、ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』、ジミヘン『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』、クリーム『カラフル・クリーム(Disraeli Gears)』、ビーチ・ボーイズ『スマイリー・スマイル』・・・そういう時代、サイケ全盛期。なのでまさにサイケデリックな映画。

    普通の007シリーズとは制作会社が違う番外編のコメディ。ストーリーは年老いたオリジナル・ジェームズボンドが狙われ、007のコードナンバーを持つ諜報員をいっぱい作ればいいじゃないか、と・・・全部で7人出てきますが、ピーター・セラーズとウディ・アレンもそれぞれメンバーの一員。

    2時間越えと長尺、序盤ははっきり言って退屈でストーリーもよくわからないので何度も寝落ちしましたが、途中からかなり面白いです!なにせしっかり作られてる!!『ケンタッキーフライドムービー』もそうですが、本気でバカやってる。あの映画の何箇所かはこの『カジノ・ロワイヤル』のパロディでした。最近のダニエル版『カジノ・ロワイヤル』と原作は一緒なので、途中からル・シッフル(オーソン・ウェルズ)やヴェスパー等の話にちゃんとなります。

    カルト映画的扱いなんですけど、イギリス映画の正統な流れのひとつでもありますよね。『サンダーバード』等のジェリー・アンダーソンの特撮作品もそうだし、『ピンク・パンサー』(初期はアメリカ映画だけど)や『モンティ・パイソン』もそう。のちの時代だと『フラッシュ・ゴードン』や『オースティン・パワーズ』に続いてる。
    007シリーズ初期の『ドクター・ノオ』~『ゴールドフィンガー』等々を観てから観るとよいと思われます。バカラックの音楽もすごくよかった!

  • BSでやってたので途中からみた。ドタバタドタバタ

  • スパイ・コメディに目がないのです。「オースティン・パワーズ」「ジョニー・イングリッシュ」は定番として、「ゲット・スマート」とか、最近では「SPY」も最高でした。もちろん、これらの全ての作品の元ネタは007シリーズのわけです。

    スパイコメディの元祖である本作が、本家007シリーズと同時期に作られた経過は興味深いですし、ちょい役も含めてキャストが超豪華なのも凄い。初代ボンドガールのウルスラ・アンドレスまで出るとは!

    でも、コメディとして全然面白くないのはどうしたものか。何か意味不明なシーンが多すぎる。辛うじてウディ・アレンの登場シーンは面白いんですけど。

    まぁでも、マタ・ボンド役(マタハリとボンドの間に出来た子どもという設定が凄い)のジョアンナ・ペティットは可愛かったな。

  • 今あるボンドシリーズとは全く別ものです。
    でも、007の映画をやりたくてやりたくて仕方がなかった。
    版権を先にとられてしまって、結局二番煎じになってしまいましたが、愛は伝わりました。愛はね。

  • ラストはどう考えてもドリフ。
    007シリーズに入れてもらえなかった理由がよくわかります。
    でも大好き

  • 何も言うことはない。

  • ボンドがたくさん。最新作はこれを超えられない。

  • やっぱバカラックはイイネ!

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