ブラックホーク・ダウン [DVD]

監督 : リドリー・スコット 
出演 : ジョシュ・ハートネット  ユアン・マクレガー  トム・サイズモア  エリック・バナ  オーランド・ブルーム 
  • ポニーキャニオン
3.67
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013657106

感想・レビュー・書評

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  • みんなが嫌いなアメリカの内政干渉。でも放っておいたらどれだけの殺し合いをするのだろう。

    デルタの古参兵が言う。「仲間のためだ、仲間がやられてるんだ、だから俺は戦う」。前線の男たちの本音だと思う。ひとを思いやる気持が、戦闘を激化させているというのは、悲しいことだ。

    アフリカ音楽とメタルミュージックを上手くミックスさせているBGMがとてもいい。そしてなんと言っても『ダニー・マクナイト』。誰か理想の指揮官を選べと言われたら、トムサイズ・モアと即答すると思う。

  • ▼キャスト&スタッフ
    出演: ジョシュ・ハートネット, ユアン・マクレガー, トム・サイズモア, エリック・バナ, オーランド・ブルーム
    監督: リドリー・スコット

    ▼ストーリー
    1993年10月3日の米軍によるソマリア侵攻の失敗を描いた戦争超大作。ミッションは1時間で終了するはずだったが、米軍最新ヘリ・ブラックホークの墜落によってすべての歯車が狂い始め、兵士たちは地獄を体験することになる――。(amazonより抜粋)

  • 1993年に実際にソマリアで起こった「モガディシュの戦闘」を描いた作品。
    激戦地に取り残された兵士たちから見た戦場を淡々と描かれているのだけど、この戦闘が永遠にも思えるぐらい長く感じる。映画を観てそう思うぐらいだから、あの場にいた兵士にとってはもっと長く感じただろう。
    <a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000IMUX70">完全版</a>も見てみたい。

  • 舞台は1993年ソマリア。内戦が激化していたソマリアにアメリカが軍事介入して内戦終結を試みた。当初は1時間以内に終わる作戦だったが現地の民兵によってアメリカ軍のヘリコプター『ブラック・ホーク』が追撃されてしまい、激しい市街戦が繰り広げられることとなる・・・。


    アフリカの民族紛争の授業を取っていたので、ソマリアの内戦に国際社会はどう対応したのか知るための補助教材になるだろうと手に取った。
    正直、終始戦闘シーンばっかりだったし、映画の視点がアメリカ軍側のみで描かれていたので、面白味を感じなかった。
    ただ、この「ブラックホーク・ダウン事件」をきっかけに、その後のアフリカ民族紛争に国際社会が軍事介入を躊躇うようになった背景を知るには参考になった…かも。

  • 私はこの紛争について、そしてアメリカ介入の事実を何も知らずに観ました。
    戦争映画は一時期数多くみたけど、アメリカ制作のものが多いので、やはりアメリカ側からの視点、ヒーローものの要素が強いものが多かった気がする。
    いろんな見方があるから、この作品も同じだと思う人もたくさんいると思う。
    やっぱり同じだと。

    でも私は、何かを感じた・・・
    この映画を見始めた時、腕枕をして横になり気楽な感じで見始めた。
    そして、気付くと起き上がっていて、涙が止まらないでいる自分に気付いた。
    ただただ、怖かった。自分も恐怖の中に置き去りにされた気がした。
    こんな恐怖の中で兵士達は戦っている。
    何のために?この戦いに大義はあるの?
    安全なところにいるえらい人達が決めた戦いに、ただ自分の仕事として、
    兵士達に現地で戦う姿になんかたまらなかった。
    そしてこれが事実だということ。
    事実としては、この戦いの正義ははっきりわからない。
    介入してきアメリカに非があるかもしれない。
    残虐な行為をしたと報じられたソマリア側からの視点はないし、
    実際この事件の死者で言ったら、ソマリアの一般市民の人達のが数多く亡くなっている。
    どちらに感情移入するということではなく、
    私はただ、戦争という狂気が怖かったのだ。
    そんな狂気の中で戦っている人たちに「なんでそこにいなくちゃいけないの?」と悲しかった。
    そして、たくさんのソマリアの人たちが、武装した兵士に向かって行く狂気の怖さ。
    戦争という狂気の怖さをすごく感じてしまった。

    この映画はえんえんと、大勢のソマリア人の中に取り残されたアメリカ兵士の脱出する姿を、ほんとえんえんと兵士の目線で撮られている。

    想像するしかないけど、大義なんてものは、安全なところにいるおえらいさん達の中で作られた物で、
    現地で戦う兵士達には、あんな狂気の中で大義なんてものはふきとんでしまう気がした(うそっぱちの大義もたくさんあるし)
    ただ生き残ることと、家族や一緒に戦う仲間達のことを思って戦うしかない気がした。
    死んだ兵士の死体も命をかけて回収していくというのも、
    その行為もくずれそうな大義の為の、一役のためとしか思えない。
    いかにも安全なところにいる人達が考えそうな。
    命がけの戦争ではない。って変ないい方だけど、命かけてることには変わりないけど、
    自分達の命が危なくて家族を守るとかそういったところがないからか、
    人の土地でしてる戦争だからか、
    そういったきれいごとをいってる気がしてしまう。殺しあいには変わりないのに・・・

  • A-78
    大ヒットメーカーのリドリー・スコットとジェリー・ブラッカイマーがタッグを組み、1993年にソマリアで起こった米国史上かつてない壮絶な市街戦をリアルに映像化した戦争アクション巨編。

  • 2007年4月

  • 友人が「登場人物が多すぎてよくわからん」と言っていましたが、それこそこの映画の「リアルさ」であるように思います。戦争というものに主人公などいるように思いません。まぁ、ちょっと(かなり?)アメリカよりな気はしますが、でも、ラストは戦争に対する疑問が出ているような気がします。戦争を映画で(つまり茶の間で)知ろうとすること自体が、少し矛盾しているような気がしますが、一度見ておいて損のない映画であることは確かです。

  • リアル。
    戦争はむごい。

  • ヒーローなんかおらん。
    戦争にヒーローなんか、おらんでいい。

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