容疑者 室井慎次 [DVD]

監督 : 君塚良一 
出演 : 柳葉敏郎  田中麗奈  哀川翔  八嶋智人  吹越満  佐野史郎  柄本明  真矢みき 
  • ポニーキャニオン
2.84
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632501514

感想・レビュー・書評

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  • 暗転が多くて、まるで2時間ドラマでCMを挟んでるようだった。
    2時間ドラマとしてはそこそこ、映画としてはつまらなかった。

    舞台出身の八嶋智人演じる灰島弁護士が率いる弁護士軍団も舞台出身の名脇役揃い。
    そして灰島弁護士が出るシーンは吹き抜けの広い場所。
    カット割りが少なくて舞台にみえるようにしたのが感じられた。
    八嶋さんも舞台を意識していると思われる体の動きと声の張り。
    舞台人・八嶋智人を堪能させてもらった。
    そして、弁護士事務所で背景の一部と化していた野間口さんの佇まいも良かった。

  • ぎばちゃん大好きです。
    室井さんももちろん大好きです。

    ただこの映画は好きではありません。
    つまらないにもほどがあるよ。。。

  • 弁護士腹立つな~!

    真下より数倍面白かった!

  • この映画は、「踊る大捜査線」のコミカルな部分が抜け落ちていて、
    口数の少ない「室井慎次」というひとりの人間を浮き彫りにさせる。

    室井慎次(柳葉敏郎)は、殺人事件の被疑者の警察官が逃亡して、
    トラックではねられるという事件の責任者だった。
    その背景には、「警察庁」と「警視庁」の確執があった。

    次期の警察庁長官をめざして、
    ポスト争いにいそしむ、幹部たち・・
    こういう姿が、浮き彫りになることは、意味があることだが・・・
    現実にそのようなことがおこっているのだと思う。
    後藤田・・・という有名な警察官僚出身の議員がいたが、
    警察官の利権をつねに守りつづけた人間でもある。
    激しい権力争いのご意見番でもあるのだろう。

    その確執に巻き込まれながらも、
    室井慎次は、自分の意志を貫こうとする。
    警察官とは、何を重んじなければならないか?
    というつよい信念のもとに

    真実とはなにか?
    それは、権力者によって、
    いとも簡単にねじ曲げられるものでもある。
    翻弄されながらも貫き通すことに、意味があるのかもしれない。
    御大が出てきて、観覧車に乗りながら、
    辞表をすすめるシーンなどが、・・・現実的でいい。
    (昔ならば、料亭だったかもしれない・・・・・
    「カツ丼」をほうばる室井慎次も、結構ほほえましい。
     
    警察が、キャリアーとノンキャリアーで、出世のスピードが違う。
    現場の警察官は、いつまでたってもうだつが上がらない・・
    踊る捜査線は、そのような姿を浮き彫りにしていたが、
    今回は、もう少し踏み込んだ・・警察像を描き出している。

    弁護士も二つの類型化された・・・演出がされている。
    踊る大捜査線は、こういう類型化した演出が得意なのだろう・・・

    全く、依頼のない弁護士事務所・・・
    所長(柄本明)は、タバコをくゆらせているだけ。
    新人弁護士の田中麗奈は、
    警察が何も対応してくれなかった過去を持ち、
    「警察が嫌い」といってはばからない・・・
    そんな新人弁護士が、容疑者室井慎次の弁護を引き受けた・・・
    この田中麗奈は、よく走る・・
    (最近の女優さんは、よく走るシーンが多い・・・
    ごくせんの仲間由紀恵が代表
    所長は、「勇気があれば・・・」と謎めいたことをいう。

    一方は、超豪華なフロアーに事務所を持つ・・・
    東大出のスーパーエリート弁護士(八嶋智人)であるが・・・
    全く、子供のママに大人になった・・・ような人間が、
    「法律」を振りまわす・・・

    法律は、いったい何のためにあるのか?・・・
    さえも、テーマとする。
    「正義は、カネにならない。」と言ったりする・・・

    つぎつぎと飛び出す・・・法律に基づく、脅かし・・・
    これは、なにか、使えそうだと思ってしまった・・・
    法律マニアには、結構おもしろいシーンが続出なんだと思う・・

    室井慎次は、
    『特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯』の容疑で逮捕される。
    聞いたこともないような罪であるが、
    警官が、警官を逮捕できる一つの方法か。
    検察官の取り調べものらりくらりして・・・妙に、真実みがある。

    青島刑事(織田裕二)が まったくからまないのが
    このスピンアウト作品のよさかもしれない。

    結局は、ちょっと間が抜けた女性に
    振りまわされていることが判明する。
    大きな仕掛けを組み立てながら、結構小さいエピソードで、
    終わってしまうところが、踊る大捜査線のよさかもしれない・・

    ひとりの女子の 恋沙汰に 警視庁と警察庁が振り回される
    という 設定であるが・・・・
    派閥争い・・・そして 出世。
    うごめく 魑魅魍魎たち。

    こういう人たちを 引っ張り出してくることに
    意味がある 映画なのだろうか?
    エンターテイメント といえば 
    権力ゲームとしての 楽しみがある。

    正義 勇気 オカネ 出世・・・・

    が ちりばめられて・・・時代の変化の中でも
    言葉が 変質しながら生きているような気がする。

    しかし、見終わったときに
    尻尾 を出しかけたが 結局 尻尾さえつかめない。

    そういうのが・・・欲求不満として 残ってしまう。
    法律あそび・・・・という表現が正しいのか 
    よくわからないが 法律を振り回すところが
    気に食わない・・・

    無口 無骨 頑固 一徹・・・・それで
    どこまで理解されるのか?
    よくわからないが・・・
    シンパシーを感じさせるように描いている。

    壁とタマゴの関係が 浮き彫りになっていく。

  • 青島さんは、声だけの出演かしら?

    1度みてたのだけれどもう一度。
    しぶい室井さんのお話。


    哀川翔さんかっこよかった♪

    会議のところで何度かでる緑のランプはとても素敵。
    きれいだなぁ。
    NYの図書館みたい。

  • 室井さんが追われる側に。

  • TV/金曜プレステージにて。

    http://www.fujitv.co.jp/b_hp/121026kinpre/index.html

  • 新宿が新宿じゃない。
    演出が大げさ。
    リアルじゃない。
    踊る大捜査線ファンが見たら楽しいんだろうけど、、、ファンでもない一般人からするとしょうもない映画でした。

  • 安定の不憫キャラ、室井さん。
    何度目だ、辞表書かされるの。
    お願いだからもっと優しくしてあげて。

  • 踊るシリーズは個人的に全部好きだけど。ちょっとキャスティングが弱め、、、。

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