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- / ISBN・EAN: 4988103601170
感想・レビュー・書評
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NHKBSプレミアムシネマで視聴。
長崎のミッションスクールの新米数学教師に石原裕次郎、その同僚でお互い思いを寄せている女性として浅丘ルリ子、さらにはその高校の女生徒役に吉永小百合という顔合わせ。しかも吉永は私生児で父親の顔も知らないし,母親も夜の町で働くという設定。その吉永扮する女子生徒は,先生同士の仲のよさに気づきながらも,自分の石原への思いを抑えきれず,その情熱を石原にぶつける。なんともわがままなのだが,かわいい。吉永は何歳だったのだろう。1962年上映だから16才~17才くらいかな。ぴったり高校生だね。
修学旅行先の東京の町の様子が懐かしい。ペコちゃんの看板なんかがあったりする。
石原は修学旅行中に外に出て酒を飲むし,広い道路は適当に横断するし,遮断機が降りかけているのにもぐって通る。なんとも先生らしくない先生。いまじゃ考えられない。でもこれくらいがちょうどいいのかもしれない。人間味だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVにて
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1962年、主演石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子。
ネット上の評価は高くないがこの時代の邦画なので見てみたら正解だった。
舞台は初めから長崎のグラバー邸と活水女子学院と、知ってる人にはわかる。そして何よりこの時代の東京、銀座、湯島、駿河台、東京タワーといった景色が美しい。
喧嘩の場面も材木屋でもないのに板が何枚も立てかけてあり、人が倒れこんでそれが崩れるのはやくざ映画や時代劇と同じ設定で定番映画作りの歴史さえ感じさせる。
ストーリーは、複雑な家庭のカンの強い女子高生吉永小百合と先生、その同僚の間の微妙に揺れる心情を描く。吉永のはつらつとした表情、その変化が見ものだ。それにしても思い出せない誰かに似ている。 -
「プレミアム・シネマ」にて。石原裕次郎は女子校のモテモテ教師。美人女子高生(吉永小百合)と美人教師(浅丘ルリ子)に思いを寄せられるってどんな天国だよ!と思いきや、2人とも性格に難あり。特に吉永小百合の(今で言うところの)メンヘラぶりはなかなか厳しいものはありました。とは言え、彼女の緑のワンピース姿の可愛さといったら夢のようでした。
それにしても、教師が修学旅行で女子生徒の部屋に行って煙草を吸いながらなぞなぞを出し合う。そんな時代があったのか。 -
横手などを舞台とした作品です。