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- / ISBN・EAN: 4547462021526
感想・レビュー・書評
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ジュリア・ロバーツが薄幸で可憐な小間使い役にはまっていて驚き。オードリー・ヘプバーンのように似たような役柄を求められて幅が狭ばまってしまったのだとしたら気の毒。ヒット作の女優役でヘンリー・ジェームズの映画の撮影中らしい19世紀の衣装を見たときにはすごい違和感でこの人コスチュームプレイは無理と思ったのに良い意味で裏切られた。ジョン・マルコヴィッチもあの個性的でどちらかと言うと感じ悪い顔なのにジキル博士が良かった。本筋よりも主人公(原題のタイトルロールなので)の母親の死の方が悲しくて印象に残った。格差社会の悲しい現実という感じ…メアリーにとってあの屋敷の使用人としての暮らしが、まぁまともな人たち(厳しくたしなめられるところもあったけれど当人を心配してのことに見えたし、警察が来た時には彼女のことをかばっていた)に囲まれて穏やかなひとときの平和だったのかなと思った。
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ジュリア・ロバーツは派手な役しかみたことなかったから、この作品みたいな地味なメイド役は意外だった。でも全体が薄暗い色の映画だからか、肌の透明感が引き立ってとても綺麗に見えた。
ジキルとハイドが同一人物ってわかるのに、そう時間はかからなかったけど、まだよくわからない部分もあったり…殺すことに意味はないのだろうか。
ジキルとハイドを演じ分けるジョン・マルコヴィッチ(調べた)の迫力がすごいと思った。
あと原題がMary Reillyなのが、メイド目線で作った作品ってのを強調してると思った。 -
ジョン・マルコビッチのジキル&ハイドの不気味さには鳥肌が立つね。
ジュリア・ロバーツがメイドってか下女役ってのは意外でびっくり。透明感があって綺麗。セレブっぽい役とは正反対の役にしては清潔感がありすぎたかな…?まぁ、綺麗だったからいいか! -
ジュリア・ロバーツに、この役が似合ってなかったように思う。