ジキル & ハイド [DVD]

監督 : スティーブン・フリアーズ 
出演 : ジュリア・ロバーツ  ジョン・マルコヴィッチ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2.86
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本棚登録 : 39
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462021526

感想・レビュー・書評

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  • ジュリア・ロバーツが薄幸で可憐な小間使い役にはまっていて驚き。オードリー・ヘプバーンのように似たような役柄を求められて幅が狭ばまってしまったのだとしたら気の毒。ヒット作の女優役でヘンリー・ジェームズの映画の撮影中らしい19世紀の衣装を見たときにはすごい違和感でこの人コスチュームプレイは無理と思ったのに良い意味で裏切られた。ジョン・マルコヴィッチもあの個性的でどちらかと言うと感じ悪い顔なのにジキル博士が良かった。本筋よりも主人公(原題のタイトルロールなので)の母親の死の方が悲しくて印象に残った。格差社会の悲しい現実という感じ…メアリーにとってあの屋敷の使用人としての暮らしが、まぁまともな人たち(厳しくたしなめられるところもあったけれど当人を心配してのことに見えたし、警察が来た時には彼女のことをかばっていた)に囲まれて穏やかなひとときの平和だったのかなと思った。

  • せむし男は出てこず、若返って残虐な性格になってしまう設定。

  • ジュリア・ロバーツは派手な役しかみたことなかったから、この作品みたいな地味なメイド役は意外だった。でも全体が薄暗い色の映画だからか、肌の透明感が引き立ってとても綺麗に見えた。

    ジキルとハイドが同一人物ってわかるのに、そう時間はかからなかったけど、まだよくわからない部分もあったり…殺すことに意味はないのだろうか。

    ジキルとハイドを演じ分けるジョン・マルコヴィッチ(調べた)の迫力がすごいと思った。

    あと原題がMary Reillyなのが、メイド目線で作った作品ってのを強調してると思った。

  • ロバート・ルイス・スティーヴンソン(英)の古典『ジキル博士とハイド氏』をメイドの視点で描いたヴァレリー・マーティン(米)の小説『メアリー・ライリー』が原作。
    19世紀末のロンドン。ジキル博士に仕えるメイドのメアリー・ライリーは、父に虐待された過去を持つ。メアリーは親切で優しいジキルに、ジキルは過去を受け入れるメアリーに惹かれてゆく。ジキル博士が助手に雇ったハイド氏は粗暴で野卑な男で、娼館で殺人を犯す。ジキルとハイドが同一人物であると明かされたメアリーは二人を受け入れ、彼らの死を看取る。

    期待せずに見たら、非常に自分好みだった。また見たい。
    ジョン・マルコヴィッチ演じる初老のジキル博士と雄々しいハイド氏の醸し出す色気と、孤独と憂いを湛えた瞳がたまらなかった。ジュリア・ロバーツの可憐な美しさも負けていない。
    ジキル・ハイドだけでなくメアリーもまた、弱さと強さ、貞淑と欲望という二面性を併せ持つキャラクターとして描かれているのも興味深い。ジキルが生まれる原因となったハイドの心の闇(「魂の欠陥」「自分を滅することに強く憧れる病気」)が想像できる内容だとなおよかった。

    ホラーよりも恋愛に主眼を置いた作品。ただ、動物の解体などの生々しい場面もあるため、食事時の鑑賞は避けた方がよい。

  • ジョン・マルコビッチのジキル&ハイドの不気味さには鳥肌が立つね。

    ジュリア・ロバーツがメイドってか下女役ってのは意外でびっくり。透明感があって綺麗。セレブっぽい役とは正反対の役にしては清潔感がありすぎたかな…?まぁ、綺麗だったからいいか!

  • ジュリア・ロバーツに、この役が似合ってなかったように思う。

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