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- / ISBN・EAN: 4580120515661
感想・レビュー・書評
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実話ということ。チリのピノチェト政権時の緊迫した情勢がわかる。息子の失踪に奔走する父親なのか、社会情勢なのか、それともアメリカ政府の関与なのか、それとも・・・・。
どこに焦点を絞って評価すればいいのかわからない。実話であることからサスペンスにも仕上がっていない。虐殺を非難する調子でもない。全体としてぼやけてしまっている。 -
チリでリチャードが失踪する。
どれほど捜しても見つからない彼の行方を
父親と娘が探す。
不思議な謎が積み重なっていく。
現実は切なく、時代の背景を感じる。
人間がもののように扱われて、
銃で簡単に撃たれる姿は
観てても苦しくなりました。 -
1982 米
パルムドール -
チリのピノチェトが何をしてきたか知るのに最も良いテキスト的作品。 1982年第55回アカデミー賞の脚本賞を受賞したコスタ・ガブラス監督作品。ジャック・レモンの父親が良い。息子の消息を、そしてその死を、どのように、なぜ、為されたのかを追求する一民間人。アメリカ合衆国政府の関与も示唆して本作は終わるが、天寿を全うできたピノチェトは幸せである。しかし、神は決して彼に微笑まないであろう。
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1982年(昭和57年)
第55回アカデミー賞/
★脚本賞(脚色):コンスタンチン・コスタ・ガブラス、ドナルド・スチュワート / 出演:ジャック・レモン、シシー・スペイセク、メラニー・メイロン、ジョン・シェア、チャールズ・チオッフィ、デイヴィッド・クレノン / 原作:トーマス・ハウザー / 製作総指揮:ピーター・グーバー 、ジョン・ピータース / 製作:エドワード・ルイス 、ミルドレッド・ルイス / 監督:コンスタンチン・コスタ・ガブラス / (DVD)