- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4934569622532
感想・レビュー・書評
-
43783
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつか君が笑ってくれる日まで。なんだかレントンの気持ちがわかるんだよねえ。
-
11-14話が収録されています。
-
見終わった
レンタル -
大好きなアネモネとドミニクのアニメです*^^*
-
溶けちゃえ溶けちゃえ!脳味噌溶けちゃえ〜!
パッケージ最高です。
もうそれだけでも十分ですがドミニクです。 -
アネモネ発進!!!!
-
とりあえず21話まで見終わった。12話の段階でこのアニメが日本の精神文化史上最重要な作品である事を確信した。そして19話。アクペリエンス1・2と名付けられているこれらのエピソードの意味を何人の視聴者が意識しているのか。
このアニメが書こうとしているのは、この現世と来世の意識の永遠性。この世の果てにあちら側との回路を開く可能性が存在している事。それは決して夢物語ではなく、ある種の意識状態で体験されうる事を伝えようとしている。つまりそれはサイケデリック体験によって、という事になるのだが、その事をポップカルチャーでここまで精密に、かつ繊細に、そして決して常識の感覚を失う事なく描けている作品は皆無だろう。似ているものを挙げるとすれば、ウルトラへヴン、アルタード・ステイツ、2001年宇宙の旅、あたりになるだろうか。
全編を貫く90年代のテクノからの引用は佐藤大らスタッフが、テクノの体験を通じて到達し得た最高の気付きを、現代の十代の若者に伝えようとしている証拠のようなものだ。ガンダムとエヴァンゲリオンを明らかに引用/サンプリングし、はるかその先にこの作品は辿り着こうとしている。攻殻機動隊の素晴らしさでさえ、エウレカセヴンの習作なのではなかったかとの気さえしてくる。精神医学の領域でもこれらの心の成長の秘密と、神秘体験/異常体験、生の実相について広範囲に関連づけて説明/表現しているものは皆無だ。
思春期の繊細な感受性のなかで自身の物語を生きていることの強さ、衝動に任せて突き進む事のできる愚かさの中に、傷つきとともに一瞬のあいだ世界は真実の姿をかいま見せる。しかしまだ36話/全50話。いずれにしろこれらの体験の先に、一体何を伝えようとしているのか最後まで見届けなくてはならない。