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- / ISBN・EAN: 4988142341228
感想・レビュー・書評
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かつてコマンドーのリーダーとしてならしたジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、11歳の娘ジェニー(アリッサ・ミラノ)と山荘にひき込もり静かな生活をおくっていた。
ある日上司だったカービー将軍(ジェームズ・オルスン)が来て、最近メイトリックスの部下だった者が次々に殺されていることを告げ、2人の兵を護衛として残して去った。間もなく、敵が山荘を襲い、ジェニーをさらっていった。
後を追ったメイトリックスはつかまり、麻酔弾を射ち込まれた。気がつくと、南米バル・ベルデの元大統領アリアス(ダン・ヘダヤ)がいた。
かつてコマンドーは独裁者だった彼を追放し、民主的に選ばれた大統領を政権につける工作をしたことがあった。
アリアスのそばにベネツト(ヴァーノン・ウェルズ)がいた。彼もコマンドー隊員だったが、あまりに人を殺しすぎるので、メイトリックスに追われ、復讐の機会を狙っていたのだ。
アリアスはジェニーの生命と引き換えに、現大統領の暗殺を命じた。
メイトリックスはサリー(デイヴィッド・パトリック・ケリー)につれられて、バル・ベルデ行きの飛行機に乗せられたが、黒人用心棒の首をひねり、離陸直後の飛行機から飛びおりた。
飛行機がつくまでの11時間内に救出しなければ、娘の生命はない。黒人スチュワーデスのシンディ(レイ・ドーン・チョン)を脅して、彼女の車でサリーを尾行、ショッピング・センターで大乱闘をやったあと、サリーの服からモテルの鍵を見つけた。そのモテルで黒人殺し屋クック(ビル・デューク)を待ち伏せて殺害。
クックの車から飛行機の給油の請求書を見つけて、給油所に行く。ここのオフィスで海図を見つけ、サンタ・バーバラ近くの島があやしいということが判明。軍用品放出店に侵入し武器を調達していて警察につかまるが、シンディのおかげで脱出に成功した。
シンディ操縦の水上飛行機で、メイトリックスは島に行き、時限爆破装置を兵舎にしかける。
次々に兵舎は爆発。敵兵の発射する弾丸の嵐の中をメイトリックスは鬼神の如き形相で走り抜け、敵兵数百名を抹殺し、アリアスも射殺。
ジェニーはとじ込められている部屋を逃げ出し、ボイラー室に隠れるが、ベネットにつかまってしまう。メイトリックスは1対1の勝負を挑む。
死闘の末に、鉄パイプがベネットの腹を貫き、先端から湯気が出た。
ヘリコプターでやって来たカービー将軍のカムバック要請を断ったメイトリックスは、娘を抱きしめながら、シンディとともに水上飛行機で島を後にする。
「ターミネーター」と共にアーノルド・シュワルツェネッガーがブレイクするきっかけとなったコマンドアクション映画。
メイトリックスの姿を見た敵の一人が電話連絡しようとしているところをメイトリックスが電話ボックスごとひっくり返したり、メイトリックスが車のドアを片手で引きちぎったり、横転した車をメイトリックスが豪腕で戻したり、冷静に見ると突っ込みところ満載なのが、力強い映像の迫力とシュワルツェネッガーの凶暴な筋肉と暴力で押し切る潔い演出が、痛快。
クライマックスの敵一味とメイトリックスの決戦は、メイトリックスがアサルトライフルや手榴弾やロケットランチャーで敵をぶっ飛ばし薙ぎ倒し家屋敷を対人地雷でぶっ飛ばす景気の良いコマンドバイオレンスアクション、納屋に追い詰められたメイトリックスが丸鋸の刃を手裏剣代わりにするバイオレンスアクション、メイトリックスとベネットの壮絶なナイフバトルまで、「ランボー怒りの脱出」でのコマンドバイオレンスアクションと並び80年代アクションのパターンを作った名アクションシーン。
シュワルツェネッガーが敵を殺す度に小粋なセリフを言う黄金パターンを作った作品であることも、忘れ難い。
メイトリックスに敬意と恐れと歪んだ愛情を抱いているベネットの、敵一味のボスを食うほどの存在感と魅力も印象的な80年代を代表するコマンドバイオレンスアクション映画のひとつ。
「今から何が起こるんですか?」「第3次世界大戦だ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり喋らなかった時代のシュワちゃんの映画。長いこと彼の母語がドイツ語とは知らなかった。
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テレビ吹き替え鑑賞
もう何回も観てるけどやってると観ちゃう系。
なんか改めてよくよく観たらもの凄かった。
シュワちゃんが懇願したら開いてくれる隠し扉からド素人女性でも簡単に扱えて死人の出ないロケランのあたりが笑えました。
最後も方もものスゲエ。
昔は普通に楽しんで観てたのに、私はダメな大人になってしまったのでしょうか。
ダメな大人数人で観ると最高に盛り上がれる中二病養成映画でした。 -
何度目か分からないが、午後ローでやっていたので久々に鑑賞。何も考えずに楽しめる究極の娯楽映画。シュワちゃんの筋肉が光ってる。
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久々にみても、笑えるくらい、いや、笑っちゃうおもしろさです。
こんなむちゃくちゃなアクション映画?最近ないよなぁ。
一人で世界大戦!
シュワちゃん、すごいよ。 -
映画としては突っ込みどころ満載な内容です。
シュワちゃんがとりあえず無敵。
そして筋肉!w
シュワちゃんならではの役だなぁと思いました。 -
シュワちゃんが無敵過ぎて笑える。
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1985年(アメリカ)
原題:COMMANDO
監督:マーク・L・レスター
脚本:スティーヴン・E・デスーザ
音楽:ジェイムズ・ホーナー
出演(日本語吹替):
アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
レイ・ドーン・チョン(土井美加)
他
製作:ジョエル・シルバー、ローレンス・ゴードン
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記念すべき1回目のレビュー。
午後のロードショーってかんじ。B級感がビンビンに出てて最高にいいかんじ。
総評するとカッコよくも笑えるネタアクションといったとこでしょうか。アクションはシュワルツェネッガーの代表作ってだけあって壮大だし普通に見てる分には楽しいけど、演出やセリフが雑すぎてとても笑える。調べたら毎回2chで祭が開催されるほどネタ映画扱いされてるらしいやんか。笑
でも全編通してあきずに楽しめたので好きな映画っす。次また放映される際はおれも祭りたいわ笑
メモ
「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」、「これから第三次世界大戦だ」
「#CA #ロケットランチャー」「#買い物 #軍見放し品 #ショベルカー #逮捕」「#電話ボックス」「#クレイモア #家爆破」-
2018/10/11
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2019/04/20
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2019/07/03
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なにもかもがめちゃくちゃすぎて笑うしかない。
映画としての出来は「?」だし、星をつけて評価するような映画じゃないと思うので、物語を高くは評価できないが、好きな映画だし、なんかわかんないけど面白い。何も考えたくないときにどうぞ。
★2.8。