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- / ISBN・EAN: 4907953015791
感想・レビュー・書評
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味のある映画★
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なんか、よかった。エンディングもよし。舞台がパリのあの区域、というのも、よし。
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人間の持つ思想や哲学、宗教、主観、客観、などの色んな面が、すとーんと体の内側にしみこむ作品。
表象できない、現実を無理矢理にこちら側に持ってくる作業をせず、確かな知識と世界観を基盤に、静かで綺麗な世界で描き、醸し出すという手法をとっているところがすごくしっくりきました。
映画なのに、どこかインタラクティブ性を感じるところも魅力的。 -
経験は大切
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「君が与えるものは君のものだ」というおじさんの台詞が印象に残った。相手の気持ちが変わっても、自分の想いはずっと自分だけのもの。
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その国々の空と会話のみの映像。
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うーん……やっぱり映画人って大学中退者とか元落ちこぼれとかが多いんだろうか?
この手の「人間性」(≒社会の規範、常識、ルールに縛られないこと。自分に対して正直に、自由に生きること。そして人生を楽しむこと)を礼賛した映画ってこれまでにもたくさん見た気がする。
別にこういう主題が嫌いなわけじゃない。いや、自分も東大法学部の落ちこぼれだし。
ただ、この映画は表現がすごく直球的。めちゃくちゃわかりやすい。
少年がインテリ気取りの父親を嫌いだったり(しかもその父親が不幸)、ませガキだから路上で娼婦を買ったり、っていう。
たぶん監督が心の純粋な人なんだろうね。という事にしておく。
そういえばユダヤ人のこの少年がイスラーム教に開眼していくわけなんですが、彼の人生の師であるイブラヒムおじさんがスーフィーだから途中でスーフィーの(白装束でクルクル回転している)映像があるのが面白かった。 -
『アラビアのロレンス』のオマー・シャリフ主演、トルコ移民の老人とユダヤ人少年の心の絆を描いた感動ドラマ。
無償の愛! 大切な人が存在するということが、幸せとおじさんは言う。
懐かしい60年代ナンバーがBGMで流れて、それが物語りにリズミカルな軽快さをプラス。 -
すてきなイブラヒムをオマー・シャリフが好演。さいごのシーンがね。ねー…(2003 フランス)
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叔父さんがいいとか、子供がいいとかではなくて、コンパクトに上手につくられた映画です。映画はかくあるべし。