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- / ISBN・EAN: 4988113756501
感想・レビュー・書評
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ギャングものはあまり興味がなく本作は未見でしたが、スルーするには惜しい力作ですね。俳優陣も頑張っているし、デ・パルマ監督も冴えていました。乳母車の階段シーンはスリリングで惹きつけられました。カポネは刑事事件ではなく、脱税で捕まったとは知りませんでした。ネスの家族の安否を心配していましたが無事で何より。というより、当時ネスは未婚で、一儲けするために書いた大きなホラ話と知って2度ビックリしました。
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1930年、9月。エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)が、財務省から、ここシカゴに特別調査官として派遣されてきた。
禁酒法下のシカゴでは密造酒ともぐり酒場は実に10億ドル市場といわれ、ギャングたちの縄張り争いは次第にエスカレートし、マシンガンや手榴弾が市民の生活を脅やかしていた。
中でもアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)のやり方はすさまじく、シカゴのボスとして君臨していた。
カポネ逮捕の使命感に燃えるネスは、しかし警察の上層部にも通じているカポネがそう簡単には手に落ちないことを実感する。
彼には部下が必要だった。そんな彼に、初老の警官ジミー・マローン(ショーン・コネリー)が協力することになる。
多くの修羅場をくぐってきたマローンから、ネスは多くのことを学んだ。家族を愛するネスにとって、独身の仲間は好もしかった。家族を危険にさらされるのはネスには耐えられないことだ。
やがて、警察学校からの優秀な若者ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)がスカウトされてやってくる。
さらに本省からは、ネスの部下としてオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)が派遣されてくる。巨大なシンジケートをかかえるカポネと、ネスら4人との対決が始まった。
最初の摘発は郵便局だ。彼ら4人が散弾銃を片手に摘発し、翌日の新聞では、初めての大量逮捕を大きく取り上げ、彼らは“アンタッチャブル”(手出しのできぬ奴ら)という異名を馳せる。
禁酒法下のシカゴを舞台に展開する財務省特別捜査官エリオット・ネス率いるチーム“アンタッチャブル”と暗黒街の帝王アル・カポネの戦いを描く、往年の名作TVシリーズを映画化したパラマウント映画75周年記念作品。
デ・パルマ監督の華麗な映像テクニックと共にケビン・コスナーの魅力がブレイク、「『ゴッドファーザー』以来のギャング映画の名作」と絶賛された大ヒット作。
青臭い正義感ケビン・コスナー、ベテラン警察官ショーン・コネリー、小生意気だが射撃の達人アンディ・ガルシアなどのキャラクターの的確な描写、スタイリッシュなアクション、上層部やマフィアの妨害に負けず証拠を積み重ねアル・カポネを逮捕するアンタッチャブルの奮闘、エリオット・ネスの非情な駆け引きなどを覚え一流捜査官になっていく成長、アル・カポネを演じるロバート・デ・ニーロの魅力、傑作アクションノワール映画です。 -
アンタッチャブルは 子供の頃 テレビドラマで
みた事がある。その時に エリオットネス が主人公で
実にかっこ良かった 記憶があるが、
今回の 映画を見て そう簡単ではないなと思った。
警官も アルカポネに 賄賂を受けているのだ。
いくら 密造酒を 摘発しようと思っても
警官から 情報が流れてしまう。
ネス/ケビンコスナー は、信頼できる 部下をリクルートする。
それが、巡査で おまわりさんの心得をもっている
ショーンコネリーを たのんだ。
この選択は 正しかった。
そして、若手の警官で優秀なヤツを選ぶ。
ゴッドファーザーの3代目 ビンセント役をしたヤツだ。
財務省からきた 経理担当 を仲間に入れて
四人が チームとなって アルカポネに挑む。
成果をすこしづつ あげていく中で
アルカポネ/デニーロも 本気を出す。
デニーロの 雰囲気が違う。
財務の経理担当は 脱税だけで 300万ドルしていると推定する。
ケビンコスナーは やっと アルカポネのシッポをつかむ。
しかし、ショーンコネリーは カポネの仲間に 殺されてしまう。 -
時は1930年前後のアメリカ。悪法であった禁酒法の世の話。悪法もまた法なりというわけで、闇の権力者に挑むのだが、それが解決した途端に、禁酒法は廃止される。あの死んでいった人たちはなんだったんだよー。
いろんなことを考えさせられる映画だった。金の力は強いね。 -
重厚な映画らしい映画。暴力的なシーンが、やや過激で引くが、そこも魅力でもある。
階段落ちは、やはり、秀逸。銃撃戦の中で、乳母車なんて。アンディ・ガルシアが、スマートにキャッチするところは、本当に名シーン。 -
久しぶりの視聴。
当時は、「戦艦ポチョムキン」の有名シーンをオマージュしたことだけが印象に残っていて、あんまり話しにはついていけなかった。
今回見て、めちゃくちゃカッコいい映画だったんだ!と発見した。
特にアルマーニの衣装が良かった。
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TVにて
俳優陣の素晴らしさ,(特に悪役のロバートデニーロのふてぶてしさ)はもちろん,操作の駆け引き,撃ち合いシーンの迫力,印象的な場面の数々(カウボーイのように馬に乗って行く場面やベビーカーが階段を落ちていくシーン),最高です. -
I've never thought this title is going to be the real "Untouchable" DVD...
After spending so much time inside of a couple of local theaters, it has been more than 2 years since this disk has been shipped out to me according to Netflix's record. Yes, I know I wasted so much money in contrast to my affection towards films….
Now the long Prohibition-era is over… with this master piece!! -
禁酒法時代のマフィアとの壮絶な死闘のお話。
アル・カポネを演じたデニーロの破茶滅茶ぶりが痛快。
泥臭くなく、スマートなマフィアものといった感じ。
やはり何年経とうと名作は色褪せない。 -
世が世なら、という禁酒法の時代の終わりの映画。居酒屋さんにずっとお世話になっている身としては、そんな時代に生きることにならなくてよかった、、という思いと、映画の役割を考えさせられましたね。こんな時代に生きてたらどうしただろう?をたくさん考えさせられました。法に従って取り締まるべきか、法を守って(飲まずに)暮らせるのか、我慢できずに法を犯してしまうのか。そういう時代に仕事をしてたら飲みニケーションてどうなってたかとか。仮に悪法が今後成立してしまった場合、それがどんなに世の中を苦しくするかを考えるいいきっかけの1本だとも思いました。