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- / ISBN・EAN: 4523215007917
感想・レビュー・書評
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シュールなコメディ。最初は結構楽しんで見ました。早回しのドタバタはチャップリンの無声映画ようで楽しいし、パリの風景も素敵です。エッフェル塔のロケはマジで怖かったけど、どうやって撮ったのだろう?
ただ、終盤のレストランのシーンの至っては、シュールを通り越したカオスなドタバタに閉口。まるで「マジカル・ミステリー・ツアー」のよう。これは流石について行けなかったです…。
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヌーベルバーグ(フランス語で「新しい波」の意)の代表作ということで身構えていたけど、いざ鑑賞してみればシュールでナンセンスなドタバタコメディでした。おかっぱにすきっぱ、おまけにおませな10歳の女の子、ザジが繰り広げる大人たちとのやりとりは時に馬鹿馬鹿しく、時にとても刺激的。カットや早回し等の編集技術もコメディ度合いに拍手をかけ、終盤はもう色々とやりたい放題でカオスな事になってます。原作がレーモン・クノーという言葉遊びの巨匠なだけに、それに負けじと映像遊びで対抗したらこんな作品になったんじゃないかな。
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めちゃくちゃ可愛いかった!
今、無性に大量のムール貝が食べたい。
旦那の顔にカッと緑のライトが当たるシーンにグッときた・笑。
物事の意味なんかどうでも良かった頃って世の中がこう見えていたのかも。
とにかくテンションが上がる作品。 -
ザジが地下鉄、市場、パリの中をくるくる走り回る。
いたずら好きはたまらない。 -
飛びコマ式で撮影された追いかけっこのシーンとか、コミカルでめっちゃ可愛かったです。エスプリ独特のアイロニー
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かわいくて、おもしろくて、カオスだった!
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おそらくこれが、
昨今はやりのシュールコメディの元祖なのではないかと疑います。
編集の仕方や話の運び、主人公たちのサイコ具合、
どれもやばすぎる。
ことのほか、クライマックスのカオスシーンはヤバイ笑。
ひたすら映像に引っ張られる、そんな映画です。
ひとつの世界、
世界は何だか不思議なものであって欲しい、
そんな世界がえがかれている、かけがえのない映画です。
原作を読んでみようと思いました。 -
破壊と祝福
周到に作り込まれてる -
製作年:1960年 製作国:フランス 時間:93分
原題:ZAZIE DANS LE METRO
監督:ルイ・マル
(3.5点)