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- / ISBN・EAN: 4547462032775
感想・レビュー・書評
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全てを失った殴られ屋の中年とケンカしか能がない悪ガキがボクシングで対決する韓国映画。結構ガチで殴り合ってておもろかったけど、如何せん悪ガキのスタミナの無さにガッカリ。
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いい映画!本当にいい映画だった!
元銀メダリストが今は「打たれ屋」として路上で生活していた、っていう設定は面白い。対照的に、典型的な熱しやすい若者が殺人を犯して刑務所でボクシングをはじめるっていう設定もいい。やはりバックグラウンドがしっかりしてあるものは面白いし深みがある。一試合一試合には、いろんな背景をもった人同士がぶつかりあう。でもその背景を知ることもなく拳をぶつけあう。試合ってそういうものなんだ。その背景をあますことなく丁寧に書いている素晴らしい作品だった。
それにしてもチェ・ミンシクが本当に格好いい!最早ファンになってしまう!オールドボーイの時といい良い俳優だなーこの人は。 -
2005年公開の韓国映画。今は落ちぶれた、元ボクサーでメダリストの中年の殴られ屋と、少年院から這い上がった愛を知らない19歳の新人ボクサー。そんな中年と若武者が新人王を賭けて、人生を賭けて、リングでぶつかり合うリアルなボクシング映画です。今の自分を好きになれない人、不甲斐ない自分を何とかしたい人には間違いなく響く映画です!妻や子供に去られ過去の栄光にすがって生きる男と、喧嘩、カツアゲ、強盗の末、少年院でボクシングに出会い救われた男。それぞれ背負ってるものは違うけど、どちらも相手を倒すためではなく、過去の自分に勝つためにリングに上がります。スタントも一切ないラストのファイトシーンは圧巻!『シュリ』『オールドボーイ』『ラブ・レター』の演技派チェ・ミンシクが老体にムチ打って素晴らしい演技を見せれば、『野獣と美女』『ダイ・バッド』の若武者リュ・スンボムがそれを食うほどの鬼気迫る熱演で応えます。リングの神はいったいどちらに微笑むのか?傷付いた男たちのあがきにハートを持っていかれる傑作です!
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チェ・ミンシクとリュ・スンボムの二人が主演。
チェ・ミンシクの、くたびれてるけど真っ直ぐな演技もいいんだけど、これまでまったく知らなかった俳優のリュ・スンボムが怖いくらい良くて、他の出演作も観たくなった。
リュ・スンボムの実兄が監督で、その監督作品も観たい。
ボクシングって、あまりに過酷で、私なんかだったら、間違いなく途中挫折。
ずっとその過酷な状況に、身を置き続ける事が出来るのって、勝つ事で得られる何かへの強い思いがないと無理だ思う。
ボクシングの人気って、ただ強さへの憧れだけじゃなくて、そこまでの強い思いを持ち続けられる姿に心を打たれるのもあるんじゃないかと、この映画のラストを観て思いました。 -
衛星劇場
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この映画はおいらの泣きツボの父子ボクシング映画っす。亀田親子なんか目じゃないっす!しかも父子二組もでてきます!人生が交差します!もう、こりゃ泣くしかないにゃ!って感じで滝の如く泣きました。