- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4982509315228
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
誰が?何の目的で?理由不明、不可解な嫌がらせ。募る苛立ちと不安と恐怖が淡々とした映像から伝わってくる。ただ純粋にそれだけが伝わる。
-
ハネケの作品を久しぶりに観た。今度は非常に分かりやすい。
ある家族のもとに、突然ビデオテープと奇怪な絵が送られてきたり謎の電話がかかってくるようになる。そのビデオテープには、その家族の生活や生家が映されているものだった……。
この二文だけでも観たくなるものなあ。
「どうしてビデオテープにはこんな映像が映っているのか」
「誰がビデオテープを送ったのか」
後者のほうに視点を置いて話は進行する。しかし、そこは観ている側の問題ではないしこの映画で言いたいことではない。ただひたすらに何者かに見られている不安がこの映画の中にはある。
日常生活のなかに、突然それがビデオテープという形をとって送られてきたにすぎない。そして、その不安によって中の人物がどのように行動したのか。それを、ハネケ自信が「撮る」ことで見て観客に訴えたのではないのだろうか。 -
劇場にて鑑賞済み
-
この緊張感。音楽はないし、定点カメラの映像多いし、眠くなりそうな材料がそろっているのに、一瞬たりとも目を離せない。
何が起こっていて、誰がやっているのか。監督はそんなことは関係ない、みたいなこと言ってるけど、気になる…。ググると色んな人の解釈が見れて面白い。 -
パリで暮らす三人家族のもとに届けられた一本のビデオテープから
全ては始まる・・・。
監督はミヒャエル・ハネケですから。
ともかく目は離せないし
離さないで見続けても一度じゃわからない奥深さ。
ミヒャエル・ハネケですから・・・。 -
ミヒャエル・ハネケ監督。はじめの5分ぐらいは「金返せ!」と叫びたくなるぐらいの作品。しかし、それさえ我慢すれば、前半5分間の「意味」がよくわかり、その後も見続ける気になれるのが不思議。ジャンル的には、サスペンスではなくミステリーになる。
-
最後までじっくり観ないとオチが分からない一作。
シンプルイズベストという言葉がしっくりくる作品です…。静かに魅せると言いますか、無言で訴えかけてくるシーンが多くて目が離せません。目を離したら終わりです。
オチがすごいです。 -
製作年:2005年 製作国:フランス=オーストリア=ドイツ=イタリア 時間:119分
原題:CACHE
監督:ミヒャエル・ハネケ
冒頭からぞくぞく。(4.0点)