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- / ISBN・EAN: 4934569627391
感想・レビュー・書評
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出てくる人間が皆味があって良い。
武士道精神とか、そういうのを超えて人間としての生き様を考える姿に好感。
ラストのあの一芝居にもう少し時間を割いていただけたらもっと良かったかな〜って思う。ちょいと途中だれちゃった感があったので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダメなお侍さん。香川照之がすぐ死のうとしちゃうのとかいい!
なんか可愛い人ばっかり。芸人出すぎw
そで吉かっけー! -
咲いては散り、散っては咲く桜は物悲しさを背負う。繰り返される運命を、彼は異なる散り方に昇華させていった。その後の彼の穏やかな笑顔といったら。<br> <br>
武士の端くれが敵を討つべく流れ着いた長屋で、気付いた父との繋がり、そして、築いた温かい繋がり。<br> <br>
こんな風に、人としての幅が広げたい。 -
『誰も知らない』の是枝裕和監督が描く、お江戸の仇討ち長屋物語!主演の岡田准一君もいい演技してると思う。そして何より
音楽がタブラトゥーラってのがミソです☆ -
あーこの武士弱いんだー
でもほんとは番狂わせで強かったりするんだよね
え、ほんとに弱いの??ほんとなんだね!?
そ、そっかー。
でも、いいよねー
という感じです。
もうちょっとなんか劇的なことが起こってほしいというか、これはこれでよいのだろうけど、淡々としすぎかもと思いました。 -
長屋のひとたちの明るく生きている姿、
たのしそうなわらい声、
メインストーリーは、岡田准一演じるとっても弱いお侍さんの敵討ち、父の仇を探して江戸に出て来たお侍さん、そして住み着いたのは貧乏長屋。
ときは元禄15年、行列を成して道を行くのはお犬さま、「しかしよー、いくらなんでもやりすぎだろー、俺だって立派な生き物、もうちょっとやさしくしてくれよー。なんでもよー、犬のたたりでよつぎが生まれないのだと」
「なぜ侍はいると思います?百姓は米を作り、商人はものを売る、侍だけは何も作らず、何も売らない。侍というのは戦の中で命のやりとりをして一人前になってゆく。時は流れ戦はなくなった。しかし、侍は残った。ま、そこが悩みのたねでしょうかねー宗左衛門。」裏背景的に、あの仇討ちも進んでいく。浅野内匠頭の仇を討とうとする赤穂浪士も潜むという設定。
でも、ヒーローは長屋のひとたち、そんな感じ。
美人の未亡人おさえさん(宮沢りえさん)進之助親子に、たかりやの遊び人貞四郎(古田新太さん)、空き家に住み着いたちょっと頭の足りない孫三郎(木村祐一さん)に風来坊のそで吉(加瀬亮さん)、紙くず買いの留吉(さん)等々。
長屋の人々それぞれが個性的にとっても丁寧に描かれています。
そのキャストがとっても豪華なのですが、
その役者さんたちのそれぞれの魅力がとてもよく出ていてとても味わいがいがありました。
ひとはひとりじゃ生きてゆけない、ひとのほのぼのとした触れあいとやさしさを感じることができる作品でした。
岡田くんの繊細な感じのお侍さん姿、宗左さん、青木宗左衛門、ふつーにかっこよかったです(^^)
この作品、原案・脚本・編集・監督が是枝裕和さんなのですが、是貞さんの書いた原作小説もあるとか、読んでみたいですね。 -
キム兄が素敵でした。
なによりも岡田君のヘタレっぷり!
ヘタレは大好きです。
ヘタレ好きは見てみよう。