reinouさんの感想
2017年1月12日
1982年刊行。 タイトルどおりの書であり、戦前の大阪岸和田の紡績工場での女工哀史のリサーチで、労働基準法のない時代の労働実態を垣間見せるものとして、一読の価値はある。 もちろん、朝鮮人女工のみならず、日本の東北地方等からの出稼ぎや、農村からの就職組などにも同様の問題があったのではないか、とも推測される。