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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
感想・レビュー・書評
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前作「邂逅の山」の続編、素朴で厳しく、しかしかけがえのない霧ヶ峰の山小屋の心を打つエピソードが詰まった一冊。
今となっては縦横無尽に道路が走り、「車山スキー場」「気象レーダー」「八ヶ岳の隣の草原の丘」みたいな印象になってしまった霧ヶ峰の自然の厳しさがじわじわと伝わってくる。
現代と明らかに違うなあと思ったのは、物や情報、人との出会い等あらゆる物事への向き合うウェイトだろうか...。現代ではモノや情報が溢れ人とのコンタクトに何の苦労も必要としないけど、当時はすべてが貴重でそういった1つ1つをすごく大切にしていたことが前作同様すごく伝わってくる...。
コロナですっかり押してしまっているが、コロボックル山荘に宿泊に行かないとっ!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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