孤島ひとりぼっち (1981年) (角川文庫)

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2022年12月25日]

　何と一冊に表題作を含め11編もの短編が収録されています。
　皆珠玉のジュブナイルＳＦです。発想が面白いし感動します。
　巻末解説は野田昌宏さんです。
　野田さんの甥が『孤島ひとりぼっち』に感動した話に続いて矢野さんの軍隊生活やボイラー室でのＳＦ作品との出会いなど、矢野さんの人生と作品をうまく絡めて解説されています。
　私も小中学生時代に本書を読んでいたら、矢野徹さんの他の作品を探して読んでいたと思います。矢野徹に限らず、もっとジュブナイルＳＦを読んでおくべきだったと今頃反省しております。
　ということで、私は今後もジュブナイルＳＦを読んで当サイトを更新していくつもりです！応援よろしくお願いします！

～20世紀少年少女SFクラブ～
ロボットＦの献身
【孤島ひとりぼっち】矢野徹
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