フランス幻想民話集 (1981年) (現代教養文庫〈1047〉)

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感想・レビュー・書評

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  • 低めの★3つ。
    ちょっと言葉は悪いけど、どこの国にも一つや二つ転がってそうな民話ばかり。伝承文学ってそういうものだし。
    百年ほど前に刊行された三十巻におよぶ叢書『世界の民話』から〔恋人たち〕〔悪魔〕〔領主〕〔求道者〕〔死者〕〔亡霊〕と6つのカテゴリに分けて収録。
    箸休め的一冊で、読んで何かが身に付くというのではないけれど、読み進めていくうちに独特の世界観に埋没できる。
    こういうのもたまにはいい。
    小学生の頃好きだった偕成社刊「世界のむかし話 シリーズ (学年別・新おはなし文庫)」を彷彿とさせ、しばしノスタルジーに浸れる(笑)

  •  図書館から借りました


     民話集。ファンタジー。おとぎ話。

     よく死ぬ。ハッピーエンドは少ない。
     地獄の話はよく見かける。ギリシア神話とかに類似が・・・。
     

     オチがないのがフルート。
     兄に殺された弟は、一本のフルートになって戻ってきて、兄の娘に吹かれて歌う。
    「兄に殺された」と。
     そんだけ。
     復讐も何もない。姪から父、そして兄がフルートを吹いておしまい。
     別に改心しない兄。

     悪魔の足は奇形らしい。
     では無夜は(苦笑)

     青髭の話。(珍しくハッピーエンドだった)
     死に神の話。

     知っている話もちらほらあるが、人間は欲深くなってはいけない、という話かなー。
     でも善良でも不幸になる。
     

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