山茶花は見た―御宿かわせみ4 (1980年) (文春文庫)

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  • 【8作収録】
    ・廻船問屋に盗賊が入り、乳母の娘が目撃者。逃げた盗賊の復讐に脅える娘をかわせみで預かるが・・・
    ・女スリ被害が続く中、豪商の娘に一目惚れされ、毎日追い掛け回される源三郎。そんな中、源三郎が昔から世話になっている札差が殺された
    ・芸者が見世物として川へ飛び込む姿を、船の上から見物していた客の1人が殺された。犯人の正体と動機は?!
    ・東吾が目撃した殺人未遂。襲われた女の父親は3日前に殺され、女を襲って逃げた犯人は翌日遺体で発見された
    ・るいの贔屓にしている呉服屋の主人が姿を消した。信心深い富士詣か、それとも・・・
    ・かわせみに出入りしている棒手振りが女郎に入れあげ、ついには自分の娘を売り飛ばして女郎を身請けする
    ・陣痛が始まり、駆け込んだかわせみで出産を終えた女。見た目にも釣り合わない同行の男との関係は?
    ・男女の逢引中に殺される事件が続くが、3つ目の事件のみ他の2つと手口が異なる。遺体を発見した麦湯売りの娘が鍵を握る

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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