賭けの論理 (1980年)

著者 : 増原良彦

• 日本書籍

感想・レビュー・書評

[湯川栄治さんの感想 · 2017年9月11日]

「Good knows : 神のみぞ知る＝人間にはわからない」

「インシャ・アラー ： アラーの御心のまま」

と、ギリギリのところで諦められる（神に賭ける）欧米・アラブ人に対して、善因善果・因果応報と全ては必然と考える日本人はギリギリのところで勘に賭ける。

また、自然環境の観点からも対比している。

・荒々しい自然：砂漠、イナゴの大群 → 人間の孜々（しし）と続ける努力を一瞬で奪う自然＝神＝偶然

・マイルドな自然（台風なども時期は予想可能） → 努力が報われる農業（勤勉、マジメ人間）

[千 墨銘さんの感想 · 2008年9月13日]

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