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感想・レビュー・書評
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(1987.04.01読了)(1987.03.15購入)
世界のなかの鎖国日本
*解説目録より*
慶長十四年、平戸港外に二隻のオランダ船が投錨して以後、鎖国日本とオランダとの関係が開かれる。それは、日本貿易がオランダ東インド会社のヨーロッパ・アジア貿易の一環に組み込まれる端緒にほかならなかった。しかし、ジャワ島のバタフィアに本店を持つ同会社の日本における商館〈長崎商館〉の実態は、従来、明らかでなかった。オランダ・ハーク市の国立中央文書館所蔵の膨大な同会社関係文書を初めて精査した著者は、江戸時代の日本が貿易面ではどの程度に〝鎖国〟であったかを、同会社の世界貿易における長崎出島市場の位置づけから解明する。
☆関連図書(既読)
「長崎歴史散歩」劉寒吉著、創元社、1972.01.20
「カトリック土着」丸山孝一著、NHKブックス、1980.09.01
「ながさき巡歴」片寄俊秀著、NHKブックス、1982.08.01詳細をみるコメント0件をすべて表示
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