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感想・レビュー・書評
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2013 8/9読了。「日本の古本屋」経由で購入(当然、古書)。
出版は1980年なので、まだソ連があった当時、ソ連・共産党の根底にあるブラトノイ=ロシア無頼の精神について紹介しながら、ボリシェヴィキの無頼性、ごく近年まで同朋を農奴=奴隷としてきたロシアという文化の中で育ってきたソ連邦がどんなものであるか/根底にある考え方やそのやり口を描いていく本。
最終章ではそのソ連がもし日本を占領したら、みたいな話も出てきて、今となっては「ありえた未来」みたいな感じだけど、当時著者は危機感を持ってその予想を出していたこととかを考えると怖いな、とも思えてくる。
ソヴィエトが崩壊しても「ロシア無頼」はそのままなようにも見えるんだけど、どうなのか・・・とか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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