ドラネコロック〈第2巻〉 (1979年) (少年チャンピオン・コミックス)

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感想・レビュー・書評

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  • なぜか唐突に、この刊に載っていた「泣けるぜ!ウルフ」のストーリーが読みたくなり、本棚から引っ張り出してきて読んでみた。そしてGoogleで「泣けるぜ!ウルフ ドラネコロック」と入力して検索したら、ブクログのこの書籍のページがヒットした次第である笑。感想を書いて頂いた方に感謝である。

    購入したのはたぶん私が中学生の時だから実に40年以上前になる。昭和の超絶カルト漫画家、鴨川つばめ先生の作品である。この作品は月刊少年チャンピオンに連載されていたのだが、どちらかと言うと週間…に連載の「マカロニほうれん荘」の方が先生の作品としては有名であると思う。

    知っている人にはわかるのだが、どちらかというとタッチがまだ未熟な1巻から、先生の苦悩が読む側に辛いほど伝わってくる3巻まで、「ドラネコロック」は3巻ある。その中でちょうど真ん中あたりに位置する「泣けるぜ!ウルフ」の回は、ほんとうに「泣ける」回である。ストーリー展開も、描画も、素晴らしい。

    …ふと、なぜこの回を読みたくなったのか?、思い返すと、NHKのドラマで、いたいけな少女がいじめられている所に不良ぽい同級生が助けに来る、なんていうシーンを見たからだった…。ドラマでは泣けなかったが、この紙面では、泣けた(笑)

  • いつも酷い目にあっているお巡り2人組がジョー&ウルフとは……(笑)。泉屋おやじさんの活躍が最高! 「泣けるぜウルフ!!」は唐突に心温まる話。しげるに恋する渚ちゃんと、ルイジアナ・泉ちゃんに夢中なしげる、という構図は時折せつないシーンが描かれる。これって当時の少年たちは(自分も含め)分かっちゃいないだろうな~

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